私に取ってそれは「法廷幽戯」であった。
この「法廷遊戯」を読み終えた後、私は打ちひしがれて壁に凭れながら、唯々、独りごちた。
「何故自分にはこの作品を書く才能が無いのか」、と。
そして暫しの間食事を摂ることも、入浴することも、その他しなければならないことの総てを投げ出し呆然としていた。
一気に書き上げたこの書評を読み返してみたが、これは書評と言うより私の心の叫びを綴ったに過ぎない。
それもモーツァルトを嫉むサリエリの如く女々しく。
しかし五十嵐律人の「法廷遊戯」が読むべき作品であると言うことだけは、伝えられた筈だ。
願わくばこの心の叫びが1人でも多くの人に届くことを。
目次
完結 全1話
2020年08月25日 00:18 更新
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小説情報
私に取ってそれは「法廷幽戯」であった。
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 創作論・評論
- タグ
- 【法廷遊戯書評】
- 総文字数
- 1,513文字
- 公開日
- 2020年08月06日
- 最終更新日
- 2020年08月25日
- ファンレター数
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