【あらすじ】
「あの山の向こうは、世界の端っこなんじゃないか」
　──絶対に行ってはいけないと言われている、神隠しの起こる「加賀美山」。
　ある夏の日、ソウタは自転車におにぎりを積んで、好奇心のままに冒険に出かける。お母さんに嘘をついて。
　その冒険の先にあったのは、永遠に続く夏休みだった──

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