花酔いと花贄
『透き通るような白い肌』―――という定義を思い直さなければいけないな、と思った。
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第五類感染症に分類される奇病――ー『花酔い』
世界一美しい奇病と言われるその病に罹った者は植物からしか栄養を得ることが出来ないという。
修道院で孤児として育った『僕』は、花酔いの青年『マホロ』の屋敷で書生として共に住むことになった。
マホロが背負うあまりに残酷な運命は、まるで散ることを知りながらも咲き乱れる花のようにマホロを美しく、時に妖しく煌めかせる。
触れることは、許されない。
それでも僕は――ー……。
目次
完結 全28話
2020年05月07日 15:23 更新
- -1-花酔2018年08月25日
- -2-薄荷2018年08月28日
- -3-体液 (1)2018年08月25日
- -4-体液 (2)2018年08月25日
- -5-体液 (3)2018年08月25日
- -6-月白 (1)2018年08月25日
- -7-月白 (2)2018年08月25日
- -8-焦溶2018年08月26日
- -9-花弁2018年08月26日
- -10-鈍色2018年08月26日
- -11-焦糖2018年08月26日
- -12-翼痕2018年08月29日
- -13-梔子2018年08月26日
- -14-融解2018年08月26日
- -15-花吻2018年08月26日
- -16-夢囚2018年09月05日
- ‐17‐敗北2018年08月26日
- ‐18‐確執2018年09月16日
- ‐19‐彼方2018年09月24日
- -20-憶測2018年12月31日
- -21-我儘2018年12月31日
- -22-月光2019年02月09日
- -23-急転2019年12月14日
- -24-陽炎2019年12月14日
- -25-落雷2020年03月25日
- -26-散花2020年05月04日
- -27-それから 2020年05月04日
- -最終話-これから2020年05月07日
登場人物
山谷 眞秀(ヤマヤ マホロ)
花酔いである母親からの胎盤感染によって、生まれながらにして花酔いに感染している。
自分の出生の特殊性もあってか全てを受け入れて生きてきたため、あまり「自分が花酔いだから」という意識はしていない。
月白色の髪と瞳をもつ。
一人称は「俺」
小説情報
花酔いと花贄
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 28話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 恋愛・ラブコメ
- タグ
- BL, 恋愛, 花酔い, 花贄, ボーイズラブ, オリジナル, 創作
- 総文字数
- 78,879文字
- 公開日
- 2018年08月25日 00:21
- 最終更新日
- 2020年05月07日 15:23
- ファンレター数
- 1