花酔いと花贄

[恋愛・ラブコメ]

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『透き通るような白い肌』―――という定義を思い直さなければいけないな、と思った。


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第五類感染症に分類される奇病――ー『花酔い』
世界一美しい奇病と言われるその病に罹った者は植物からしか栄養を得ることが出来ないという。


修道院で孤児として育った『僕』は、花酔いの青年『マホロ』の屋敷で書生として共に住むことになった。
マホロが背負うあまりに残酷な運命は、まるで散ることを知りながらも咲き乱れる花のようにマホロを美しく、時に妖しく煌めかせる。

触れることは、許されない。
それでも僕は――ー……。

登場人物

斎藤 縁日(サイトウ エンニチ)

生後間もなく親に捨てられ、修道院で育てられる。

自分が孤児だという意識があまりなく、戒律厳しい修道院で育ったわりに信仰心もあまり高くない。

一人称は「僕」


山谷 眞秀(ヤマヤ マホロ)

花酔いである母親からの胎盤感染によって、生まれながらにして花酔いに感染している。

自分の出生の特殊性もあってか全てを受け入れて生きてきたため、あまり「自分が花酔いだから」という意識はしていない。

月白色の髪と瞳をもつ。

一人称は「俺」

夕凪 十影(ユウナギ トカゲ)

親同士で交流があり、幼い頃から眞秀の面倒を見て育つ。
書生として山谷の屋敷に下宿していたが、大学教授として就職を機に屋敷を離れる。
愛煙家。

一人称は「俺」

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森永

どんとこい。

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小説情報

花酔いと花贄

森 永 透 湖  tao_tao_mm

執筆状況
完結
エピソード
28話
種類
一般小説
ジャンル
恋愛・ラブコメ
タグ
BL, 恋愛, 花酔い, 花贄, ボーイズラブ, オリジナル, 創作
総文字数
78,879文字
公開日
2018年08月25日 00:21
最終更新日
2020年05月07日 15:23
ファンレター数
1