
出会いを届けて。
大学進学で北海道にやってきた。そこで目にしたのは「本がごみ箱に捨てられ、雪が積もっている」という衝撃的な光景だった。本が好きだからこそ、本が「ごみ」になっている現実が悔しかった。町に古本屋さんが無いことに気付き、「本が集まる場所さえあれば本がごみになることを防げるのではないか」と大学中に本の回収箱を設置。だが、いつまでたっても箱に本が入れられることはなかった。同じことを繰り返すのではないかと悲しみに暮れていたとき、近所の方から一本の電話があった。「旦那との思い出の本を回収してください」古本屋さんが無くて困っているのは学生だけではなかった。
「古本屋さんが無い町で代わりにできることを考え、実行してみよう」という企画に「本まつり」と名前を付け、走り出した。本を愛する一人の青年が、本との出会いを届ける物語をぜひご堪能あれ。
目次
完結 全1話
2021年05月31日 23:40 更新
登場人物
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小説情報
出会いを届けて。
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- ノンフィクション
- タグ
- 【エッセイ賞】
- 総文字数
- 2,504文字
- 公開日
- 2021年05月31日 22:57
- 最終更新日
- 2021年05月31日 23:40
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