我になほ恃(たのみ)あり

作者 chinshiru

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キリスト教新聞用の連載小説発掘隊へのお知らせ

 この話は完結しています。
 作品全体に宗教色はありませんがキリスト教新聞連載用として売り込めそうな箇所だけを掲載します。文体の参考に第1章と第12章を掲載します。
 もし興味がお有りなら連絡してください。全編を送ります。

連絡先
石川 角白(ちんしるー)
loochuu@nirai.ne.jp
 

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 夫・俊行の轢殺現場に残された晴子の指紋が証拠となって晴子は十年服役した。
 出所した晴子は女探偵・恵理に再調査を依頼する。
 その夜晴子は仲山という男と一夜を過ごすが実は十年前、暴力団・大園田組経由で晴子の夫・俊行の殺害を引き受けたのは仲山だった。
 恵理は轢殺された俊行の相棒・普天間が中国に近い九重島で蛇頭の不法入国を手伝っていた確証を掴み、それを材料に普天間に俊行殺しの容疑で揺さぶりをかける。
 動揺した普天間は暴力団・大園田組や美智子に電話をかける。
 その電話を盗聴した恵理は、普天間が俊行殺しを大園田組に依頼した事、毒殺された大城の最初の妻・美智子が俊行殺しの共犯者であった事を知る。恵理は録音を証拠として晴子に渡す一方、晴子を二度と殺人犯にしない為に前もって警察に届ける。
 仲山は恵理の報告書を読んで晴子が普天間と美智子を殺しに向かっていると知る。
 間一髪、大城宅に駆けつけた仲山は晴子を説得する。仲山に助けられた美智子は大城毒殺時のアリバイ工作を逐一語る。
 仲山と晴子は美智子に逃げる時間を与えて立ち去るが、恵理の密告でその直後に美智子も普天間同様逮捕される。
 翌日、十年前に俊行を轢殺した真犯人は恵理だと仲山が告げると晴子は即座に恵理を撃ちに行く。
 恵理は拳銃を手にした晴子を見て全てを悟り観念する。
 仲山は晴子の代わりに恵理の胸を撃ち抜き、昔、俊行たちが恵理を輪姦して恵理の顔を破壊した事を晴子に告げ、併せて晴子を冤罪にした指紋の謎を恵理に説明させる。
 恵理の殺害動機、冤罪に関する恵理の善意、実刑確定まで晴子を救おうと恵理が努力した事実を仲山から知らされた晴子は「恵理が残る一人の輪姦犯に対する復讐を完遂する」約束と引き替えに恵理を赦す。
 逮捕された美智子は腹いせに拳銃の不法所持で晴子を売り、恵理を撃った仲山もまた手配される。
 追い詰められた仲山と晴子は別れの和歌を交わし、仲山が50m下の海に飛び込んだ後、晴子は一人、息子のいる香港を目指して非常線を突破し那覇空港行きモノレールを乗っ取る。
 何としてでも晴子を逮捕したい綾小路警部は民間人のボートを徴発、渡真利湾を突っ切って晴子のハイジャックしたモノレールを追う……
 おじさんとおばさんの逃避行や如何に! 刮目して本篇を読め!

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登場人物

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小説情報

我になほ恃(たのみ)あり

chinshiru

執筆状況
連載中
エピソード
3話
種類
一般小説
ジャンル
その他
タグ
聖書ラノベ新人賞2
総文字数
21,908文字
公開日
2019年01月05日
最終更新日
2019年01月05日
ファンレター数
0