勇者はいつもウチにいた。
[現代ドラマ・社会派]
2
2,241
-
エブリスタ「宝島社 この文庫がすごい!大賞」落選。
製本工場に勤務している石川雅彦は、同僚の秋元からご当地ヒーローのプロジェクトに参加していると聞く。
秋元は雅彦にデザインの仕事を頼む。
過去にヒーローの絵が元でいじめを受けて不登校になった過去があったが、依頼を受ける。
高島のいる倉庫に向かう途中、子供達が息子の洋介と絡んでいるのを目撃する。
雅彦はいじめを受けているとみなして子供達を叱る。
倉庫に着くと、高島は雅彦に絵の依頼を持ちかける。
雅彦は絵の依頼を受け、案を高島達に見せるも反応は悪い。
打ち合わせの途中で洋介が自分が書いていた絵を持ち出して、子供達と絡んでいたのを見る。
雅彦は遊んでいた子供達にいじめの制裁をする。
直後に駆けつけた高島は、雅彦を殴って制裁を止める。
洋介は子供にいじめではなく、遊び相手だと話す。
高島は次の打ち合わせの場所に、ヒーローショーを開催しているデパートを指名する。
雅彦は了承し、合流するとヒーローショーまでの時間つぶしにゲームコーナーに向かう。
帰りに係員が来て、財布泥棒を疑い足止めをする。
諦めた時に財布をなくした親子が駆けつけて発見を申告したため、無実が晴れる。
昼食で高島はヒーローは強く弱い奴を倒すのではなく、困った時に向き合い、助けてくれる弱い人こそヒーローだと話す。
雅彦はいじめの経験から了承し、洋介に持ち出した絵について尋ねる。
洋介は書きやすいから持ち出したと話し、子供達に会い謝罪する。
子供達は打ち解け、アイディアを出し合いデザインを完成する。
秋元達はデザインに納得しかねたが、高島は確定を決めて雅彦に報酬を渡す。
雅彦は報酬を受け取って去るも、達成感と終わった虚しさが入り混じっていた。
自分がデザインしたヒーローの旗揚げの知らせを見て、洋介に共に見に行くかと尋ねる。
洋介は友達と見に行くといい、父親の雅彦に見に行くのかと尋ねる。
登場人物
登場人物が未設定です
ファンレター
ファンレターを受付ない設定になっています。