勇者はいつもウチにいた。

作者 風城 徹

[現代ドラマ・社会派]

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エブリスタ「宝島社 この文庫がすごい!大賞」落選。

 製本工場に勤務している石川雅彦は、同僚の秋元からご当地ヒーローのプロジェクトに参加していると聞く。
 秋元は雅彦にデザインの仕事を頼む。
 過去にヒーローの絵が元でいじめを受けて不登校になった過去があったが、依頼を受ける。
 高島のいる倉庫に向かう途中、子供達が息子の洋介と絡んでいるのを目撃する。
 雅彦はいじめを受けているとみなして子供達を叱る。
 倉庫に着くと、高島は雅彦に絵の依頼を持ちかける。
 雅彦は絵の依頼を受け、案を高島達に見せるも反応は悪い。
 打ち合わせの途中で洋介が自分が書いていた絵を持ち出して、子供達と絡んでいたのを見る。
 雅彦は遊んでいた子供達にいじめの制裁をする。
 直後に駆けつけた高島は、雅彦を殴って制裁を止める。
 洋介は子供にいじめではなく、遊び相手だと話す。
 高島は次の打ち合わせの場所に、ヒーローショーを開催しているデパートを指名する。
 雅彦は了承し、合流するとヒーローショーまでの時間つぶしにゲームコーナーに向かう。
 帰りに係員が来て、財布泥棒を疑い足止めをする。
 諦めた時に財布をなくした親子が駆けつけて発見を申告したため、無実が晴れる。
 昼食で高島はヒーローは強く弱い奴を倒すのではなく、困った時に向き合い、助けてくれる弱い人こそヒーローだと話す。
 雅彦はいじめの経験から了承し、洋介に持ち出した絵について尋ねる。
 洋介は書きやすいから持ち出したと話し、子供達に会い謝罪する。
 子供達は打ち解け、アイディアを出し合いデザインを完成する。
 秋元達はデザインに納得しかねたが、高島は確定を決めて雅彦に報酬を渡す。
 雅彦は報酬を受け取って去るも、達成感と終わった虚しさが入り混じっていた。
 自分がデザインしたヒーローの旗揚げの知らせを見て、洋介に共に見に行くかと尋ねる。
 洋介は友達と見に行くといい、父親の雅彦に見に行くのかと尋ねる。

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小説情報

勇者はいつもウチにいた。

風城 徹  kazaki001

執筆状況
完結
エピソード
14話
種類
一般小説
ジャンル
現代ドラマ・社会派
タグ
現代, 作者はガイジ, つまらない, 読む価値なし
総文字数
22,354文字
公開日
2022年05月16日 22:26
最終更新日
2022年05月16日 22:33
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