アフター・ライフ〜再生共和国〜

作者 加藤猿実

[ファンタジー]

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1件のファンレター

死後の世界をテーマにしたチャットノベルです。
いい人ほど早く亡くなってしまうって思うことありませんか?
でも、悪い人でも良い人でもない中途半端な人間、つまり私たちが生前犯した罪ってどうなるんだろう? 小さな罪が残っていたら、亡くなってからどんな世界に行くんだろう? はたして償えるんだろうか?
そんなことを考えているうちに思いつきました。地獄と天国の間のDMZ。
もっと知りたければ、どうぞ妄想の世界へ。

登場人物

オレは煌星星矢(きらぼしせいや)。

なんだか、いきなり死んでしまったみたいだけど、バカは死んでも治らないって。

まぁ、地獄には堕ちなくてよかった。でも天国には行けず、もう一度地上でお勤めすることに?

私は閻魔チャン。要するに閻魔大王ね。人によって見え方は違うの。星矢にはナースの姿に見えるみたい。

あ、それから、他にも閻魔ちゃんがいるって話聞いたけど、私とは違うので混同しないように。

各国の政治は大統領に担当させてるけど、私が全共和国の大王、つまり統一君主なのでお見知りおきを。

ぼくは諸星聖次。ある朝、誰もいない病院の待合室で目を覚ました。でも、その前の記憶がないんだ。世話してくれた警察官が、記憶が戻るまでってことでバイトを紹介してくれた。警察の交通課の着ぐるみのバイトなんだけど、夏は暑くて大変そうだな。

わたしは小5の鈴木早穗。交通安全教室でスタッフさんのお世話係してたの。男子がね、着ぐるみのお兄さんのことを叩いたり、けとばしたり、ひどかったから、終わった後で声かけたんだ。すごくいい人そうだったから。なのに……

私は再生共和国大統領のアドルフ。どこかの国の大統領とよく似てるって? この世界には肉体はないからな。君にそう見えるなら、私のイメージがその男とよく似ているからだろう。

(お詫び:最終話で登場予定でしたが、ブルーバード・ウイルスに感染したため出演は取りやめになりました)

私は鈴木早希。早穗の母親よ。男運は最悪ね。旦那と離婚してから何人一緒に暮らしたかな? 星矢もその中の一人だけど、早穗に暴力振るわなかったのはあいつだけ。でも、星矢は交通事故で死んだって聞いたけど……

私はブッダ、日本語で言うと仏である。いや、フランス人ではない。生まれは今のネパールじゃ。私の姿は人には見えないのだが、姿がないと話にならないので、分かり易いように坊さんの姿にしてみた。

ファンレター

まきえ肴様、ありがとうございます

1作で私の総PVに匹敵する作家さんからのファンレター、恐縮です。 鬼滅〜はもちろん知ってますよ。 身の回りで、良い人ばかりが早逝していく現実の厳しさに遭遇する度に、「きっとあの世で果たす使命があるんでしょう」と私はいつも口にします。 実は私は仏教徒です。僧侶の中には半数近く死後の世界や霊魂を信じない方もいらっしゃいますが、私は信じる側です。 このチャットノベルを公開した直後、死後の世界を面白おかしく茶化して罰が当たるんじゃないか? と、作品自体を削除したくなったほど反省し、その後しば ... 続きを見る

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小説情報

アフター・ライフ〜再生共和国〜

加藤猿実  Sarumi

執筆状況
完結
エピソード
16話
種類
チャットノベル
ジャンル
ファンタジー
タグ
天国と地獄の間, 閻魔様, 大統領, 交通安全教室, 天国, ドライブ, 六道輪廻, 善行, 菩薩界
総文字数
12,209文字
公開日
2020年05月01日 21:16
最終更新日
2020年10月05日 19:39
ファンレター数
1