日常が折れた。先に。
(起)田舎暮らし。嫌…生まれたのが田舎なんだよ…僕「一人で勉強する。それは僕のフィールド。此れは言いきれるよ。知識を高めれば。凌駕すれば。認めて貰える」そう信じて病まないで進んでいた。認めて貰えたテスト。それが僕のフィールド。高評価だった。認めて貰えた先に。
同級生「教えて?」
僕「いいよ?」
って。返事した。失うはずの無い僕の知識、感性。
(承)僕「全てに、僕は応えていたはずだ」
でも…存在する。その先存枯渇に僕は気付いたし。枯渇した。枯渇してたんだ。
おかっぱ少女の絵画を描いた人が母親の先生だった。母親の芽は出なかった。
僕の作品…同じだったら…此れが無くなったら…。それぞれを無くなってしまった僕を、同級生は…学校に存在する僕を、無かった事にするかもしれない…。
少年野球に、一度は入らないといけない。
そういう圧力を小学生ながらに感じていた。同級生に工務店の長男が…入らなかった。が…僕は入った。
僕は次男だけど入った…大丈夫?って。田舎ならではの心配をした。工務店の同級生に。僕には兄がいて、それは年の離れた。僕には弟がいて年子で。
兄は少年野球に、既に入っていて。楽しい印象も、あったから僕は入ったけど…。
ほぼほぼ、一緒に入った弟。兄と弟は…とっても馬があっていた。少年野球以外の時間。僕は…家の部屋の片隅で。母親に与えて貰ったぬいぐるみの模写をしていた。僕が選んだぬいぐるみではないんだ。下手っぴで…ぬいぐるみなのに、トゲトゲしているのに、納得出来なくて。何度も描いた。
(転)不安感のストレスを感じていた。実際に枯渇してしまった知識と感性。僕を僕自身として、人として扱って無いんだ。って。気付いた。田舎の次男だから…。そういう納得を自身でした。その後、僕の不安感と実際に成績が落ちる。母親と一緒で。そうなんだ。僕は…。客観的に見て無かった事にする。同級生達と両親も無かった事にした。僕がそうした様に。実際になった。同級生の一人だけ「悔しく無いのか?」と顔を見ながら問いかけて来た。更に落胆した。「したかった」を探した。「したかった」が見つからない。年下の女の子が市販工作キットのロボットを作っている姿を眺めながら。
(結)楽しい表情を見て。気付く部分が多くってタイミングが合えば眺めた。僕は自身で新しい才能を伸ばして認めて貰える僕の物語。
目次
完結 全1話
2022年10月03日 00:26 更新
登場人物
登場人物が未設定です