日常が折れた。先に。

作者 kochigusa

[学園・青春]

13

2,013

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(起)田舎暮らし。嫌…生まれたのが田舎なんだよ…僕「一人で勉強する。それは僕のフィールド。此れは言いきれるよ。知識を高めれば。凌駕すれば。認めて貰える」そう信じて病まないで進んでいた。認めて貰えたテスト。それが僕のフィールド。高評価だった。認めて貰えた先に。

同級生「教えて?」
僕「いいよ?」

って。返事した。失うはずの無い僕の知識、感性。

(承)僕「全てに、僕は応えていたはずだ」

でも…存在する。その先存枯渇に僕は気付いたし。枯渇した。枯渇してたんだ。

おかっぱ少女の絵画を描いた人が母親の先生だった。母親の芽は出なかった。

僕の作品…同じだったら…此れが無くなったら…。それぞれを無くなってしまった僕を、同級生は…学校に存在する僕を、無かった事にするかもしれない…。

少年野球に、一度は入らないといけない。

そういう圧力を小学生ながらに感じていた。同級生に工務店の長男が…入らなかった。が…僕は入った。

僕は次男だけど入った…大丈夫?って。田舎ならではの心配をした。工務店の同級生に。僕には兄がいて、それは年の離れた。僕には弟がいて年子で。

兄は少年野球に、既に入っていて。楽しい印象も、あったから僕は入ったけど…。

ほぼほぼ、一緒に入った弟。兄と弟は…とっても馬があっていた。少年野球以外の時間。僕は…家の部屋の片隅で。母親に与えて貰ったぬいぐるみの模写をしていた。僕が選んだぬいぐるみではないんだ。下手っぴで…ぬいぐるみなのに、トゲトゲしているのに、納得出来なくて。何度も描いた。

(転)不安感のストレスを感じていた。実際に枯渇してしまった知識と感性。僕を僕自身として、人として扱って無いんだ。って。気付いた。田舎の次男だから…。そういう納得を自身でした。その後、僕の不安感と実際に成績が落ちる。母親と一緒で。そうなんだ。僕は…。客観的に見て無かった事にする。同級生達と両親も無かった事にした。僕がそうした様に。実際になった。同級生の一人だけ「悔しく無いのか?」と顔を見ながら問いかけて来た。更に落胆した。「したかった」を探した。「したかった」が見つからない。年下の女の子が市販工作キットのロボットを作っている姿を眺めながら。

(結)楽しい表情を見て。気付く部分が多くってタイミングが合えば眺めた。僕は自身で新しい才能を伸ばして認めて貰える僕の物語。

目次

完結 全1話

2022年10月03日 00:26 更新

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共感致します。

自分にも思春期の悩みはありました。 薄い人間関係もあれば、親友もいました。 けれども、思春期特有の悩みもありますね。 成績の良し悪しなどは最たるものです。 この物語はそれらの悩みを凝縮なされていますね。 Kochigusa先生の文学を初めて拝読させて頂きました。 独特の文学があっさりとしていて読みやすいです。又、思春期の悩みを簡潔に且つ鮮明に写し出されていらっしゃいますね。 先生がお仕事中でしたら失礼致しました。 私は今日仕事もなく別の作業に取りかかっているものでして。空 ... 続きを見る

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小説情報

日常が折れた。先に。

kochigusa  kochigusa

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
学園・青春
タグ
青い鳥プロット大賞2, 紹介文が, プロットになります。, 宜しくお願い致します, ちょろっと, モヤモヤ出し, 落選, お疲れ様です。
総文字数
527文字
公開日
2022年07月16日 03:49
最終更新日
2022年10月03日 00:26
ファンレター数
1