博士とフランソワ、たまに類くんについて

[現代ドラマ・社会派]

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3件のファンレター

精神病棟で出会った3人は、とても仲良くなりました。博士は脳科学者でフランソワはピアニスト。
そしてわたしはアマリリスの花からとった名前、リリスです。リリスには男友達の類くんがいます。
彼はたまにシニカルでリリスにそっと耳打ちします。
日常の中なのか?非日常を描いたものなのか?リリスの一人称で話は進んでいきます。
(約54000文字中編です。)

登場人物

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ファンレター

すごかった。

 最後まで読ませていただきました。  そらまめさんにしか書けない純文学。そらまめさんにしか扱えない色使いで描かれた絵画だと思いました。  精神病院という閉ざされた空間の中で、博士にしてもフランソワにしてもリリスにしても、独自の色と世界をもって生きているその姿が大変鮮やかです。  揺れている文末の結び方をどちらかに統一し、二人のリリスがもう少し対比されていると、あるいは、あるいはですが、ステキブンゲイ大賞の四次通過もあり得たのではないかと期待できる出来栄えでした。本当に。  いずれにし ... 続きを見る

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詩のような楽しさ

 神経細胞の雲、なんて幻想的で科学的な香りのする例えでしょう! 思いもよらなかった。こんな素敵な言葉が随所にちりばめられていて、まるで詩のような楽しさにあふれていますね。時には繊細、時には自由。解き放たれたような不思議な感覚にふわふわと乗っているような気持ちで読ませていただいています。魅力的です。

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リリス。

丁寧な筆致……というか、どこか諦念が漂っている文体で語られる病棟の文学。かんたんな言葉で綴られてはいるけど、登場人物それぞれの考え方と、そのベースにある病質を読み解くのはかんたんじゃない。僕もこういう世界には慣れてるから、独特の倦怠感が、わかる気がする。けど、個人的で、個性的である、こころのなかのその人物たちは、そらまめさんの大切ななにかが詰まっていて、侵されざる領域なのだとも思ったのです。

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小説情報

博士とフランソワ、たまに類くんについて

水瀬そらまめ  lunagon

執筆状況
完結
エピソード
24話
種類
一般小説
ジャンル
現代ドラマ・社会派
タグ
病院, 共感覚, 夫婦, 入院, 純文学, 解離性人格障害, 私小説
総文字数
53,910文字
公開日
2021年05月15日 15:00
最終更新日
2021年05月27日 09:03
ファンレター数
3