カグラマツリ……1 稲座鎮女(サクラシズメ)

作者 風城 徹

[ファンタジー]

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 横乃瀬村は乾きやすく、かといって雨が降れば水浸しとなる状態が続いていた。
 解決策として姿ケ池を造成する運びとなったが、度々氾濫を起こす始末であり、頭を悩ませていた。
 森本神社の神主、瞬息は妻の那由多、娘の計羅を伴い姿ケ池へ様子見に向かい、名主の六徳と会って話をする。
 その際、那由多と計羅は造成している姿ケ池の窪みの下に巨大な蛇のような物を見つけて話す。
 直後、須臾達が去ると雨が降りだす。
 雨は降り続き、池が氾濫を起こし皮を増水させ近辺一帯を水浸しにしてしまう。
 名主は事態を目の当たりにした時、村人に雨が上がった際に自分の家へ集まるように号をかける。
 村人が集まりだすも、瞬息は姿ケ池の様子を見に出かけてしまう。
 那由多は代わりに禰宜の須臾を出し、集会に合わせる。
 須臾は那由多に言われた事もあり、明確な返事をせずに村人の怒りを買う。
 六徳は村人の止め、姿ケ池に向かった瞬息が帰って来るのを待つように言う。
 瞬息は付きの村人と共に一帯が水浸しとなった姿ケ池近辺に向かう。
 事態を把握した瞬息は、街道を調べるべく増水した川を辿って街道に向かう。
 街道もまた、増水した水で寸断されていた。
 瞬息は先へ進もうにも出来ず、調査を打ち切り帰ろうとする。
 そこに、旅人の禰摩が瞬息の元に向かってくる。
 話に寄れば、芦ヶ窪から大宮に向かう最中、増水にあい動けなくなったとの事で、神職である瞬息に近くに泊めて欲しいと訴える。
 瞬息は了承し、村人に名主に伝える様に行って途中で別れ、神社に向かう。
 計羅は禰摩に遊ぶよう誘い、禰摩は後でと約束する。
 那由多は瞬息から事情を聞くと、奥の間で泊まるように言われる。
 瞬息は奥の間に案内する間、自分がいる所では氾濫をどうするのか禰摩に尋ねる。
 禰摩は大工の娘に話を聞き、駄目なら人柱として立てると答える。
 瞬息は話を受け入れ、着替えると六徳の元に向かっていく。
 禰摩は計羅と子供達の元に向かい、遊び始めた。

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小説情報

カグラマツリ……1 稲座鎮女(サクラシズメ)

風城 徹  kazaki001

執筆状況
完結
エピソード
20話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
日本, 江戸時代, ファンタジー, 作者はガイジ, 神社, 長編, 和風
総文字数
108,116文字
公開日
2021年01月03日 22:31
最終更新日
2021年01月03日 23:04
ファンレター数
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