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でもきみはこう言うんだろう、

「ポテチや花や犬が好き、それもポテチや花や犬という外の対象があって、初めて好きと言えるのだ」と。


そのがなかったら、「好き」という気持ちも芽生えない、と。


… はたして、そうだろうか?

「この人が好き」、その人を好きになる心情には、もっと別のものがあるのではないか?


味覚でその人を好きになるわけでもあるまい。

視覚は… 多少はあるかもしれないが、それを見て美しいと感じるのは、当人に備わっていた美的感覚だ。

犬や猫を可愛く思うのも、その人に生来あった、それを可愛いと感じる感性だろう?

作品タイトル:ペシミスティック・サロン

エピソード名:第3話 恋愛について #2

作者名:かめ  soyogo0305

35|社会・思想|完結|7話|11,469文字

考え方, ものの見方, 恋愛, 創作

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「対話」のみの文を書こうとしていたのですが、だったらチャットノベルにチャレンジしてみるか、となりました。
内容は、考え方・ものの見方、思想的なものになると思います。