237色の旋律
1930年代のアメリカ。
一人のユダヤ人の少年はある日、ラジオから流れてきた音楽に心を奪われる。
その音楽は当時、黒人の音楽だったブルースだった。
アルバイトをしてエレキギターを手にした彼は練習に練習を重ねてブルースの神髄に近付いていく。
ある日、ラジオから流れてきた情報に彼は目を見張った。
彼があこがれてやまないブルースマンたちは、なんと彼の住む街の本の数ブロック先にあるバーで、常にブルースを弾いていたのだから。
彼はエレキギターをギターケースに押し込むとバーに行き、あっけに取られるブルースマンたちの目の前で、アンプにケーブルをつなぎ自前のエレキギターを構えると、ギターを弾き始める。
それは、新しいブルースの時代の幕開けを告げる瞬間だった。
目次
完結 全1話
2021年02月21日 23:41 更新
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小説情報
237色の旋律
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 歴史
- タグ
- 【2000字歴史】, アメリカ音楽史, ギターヒーロー, ブルース
- 総文字数
- 1,944文字
- 公開日
- 2021年02月03日 19:22
- 最終更新日
- 2021年02月21日 23:41
- ファンレター数
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