オセロニア 旅路の風

[ファンタジー]

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悪魔によって人の時代を築くために作られたホムンクルスの少年二人が様々な運命に翻弄されながらも、自らの居場所を探す冒険の物語。

オセロニア戦記イデアの華の数年後の物語。

目次

連載中 全8話

2020年10月17日 16:36 更新

  1. 序章 始月魔笛 セレネ

  2. 始まりの人2020年04月26日
  3. 第一章 魔皇侵攻エデンの森

  4. 楽園の狩人2020年10月17日
  5. 第二章 金龍迎撃戦線ナーガ王国

  6. 零の呪縛2020年05月12日
  7. 無限の超克2020年06月04日
  8. 第三章 極光十二聖域 キャメロット

  9. 始聖剣カリバーン2020年06月08日
  10. 真天聖剣エクスカリバー2020年08月19日
  11. 神核螺旋槍ロンゴミニアド2020年08月19日
  12. 久遠たる夢幻理想郷アヴァロン2020年10月11日
  13. 第四章 白霧暗黒街ゲヘナ

  14. 第五章 UNKNOWN

  15. 第六章 ○○神世○○ミソロギア

  16. 第七章 虚空○○○○○

登場人物

この世界の作り


この星と同じ大陸と海があり、そこを治めているのはその地域で信仰されていた神や魔王など。 

例外的に人が治めているときもある。


異なっていることは、表と裏に同じ世界が広がっている。


主に白の大地と言われるところは、神や天使などが統治しており。


逆に黒の大地は、七罪の魔王などが統治している。


名前 アルテレン


メフィストフェレスとファウストの共同で作られた、ホムンクルス(ヤーブラカ)の一人。


月読魔術士の十六歳の少年。

月読魔術士と言うものは、月の光、欠け方、模様を読むことでその状況にあわせた魔術を行使できる魔術士。


因みに月読魔術士を教えたのはマーキュリーである。

名前 フール


アルテレンと同じでヤーブラカの一人。

アルテレンとは、血はつながってはいないが共に生きている親友以上の存在。


召喚士の十六歳の中性的な顔の少年。

顔と腕に召喚の失敗の代償にアザができている。


マーキュリーに教わって召喚士になったのだが、あまり上手く召喚できない。

だが、召喚ではなく、物体などを生成する魔術のほうが得意らしい。

名前 マーキュリー


オリュンポス十二神の一人で月読魔術士の始祖である。


アルテレンとフールをメフィストフェレス達から救い出した。

その後、アルテレン達が14歳になるまで面倒を見ていたが、とある事情によりオリュンポスに戻らなければならなかった。


月読魔術士は、現在アルテレンとマーキュリーで二人である。

数千年前は、百人ほどの弟子がいたが、宙から現れた黒き災厄によって、全ての弟子を失ってしまった。

それ以来、彼が弟子をとることは無かったが、アルテレン達の事情を知り、自分とは同じ通常の人間ではないことに同情しているのかアルテレン達を弟子にとっている。

名前 バナド・マシュ。

異界教団と言われる、異界の神を信仰しそれらを降臨させることを目的とした天軍さえも牛耳った教団。

バナド・マシュはその教団の教祖である、そして最初にして最後の異界の者と繋がりを持った人間でもあった。


旧世革命カタストロフィ

当初の目的は、運命にさえ逆行した神の時代を打倒するために作られた組織で、更に七罪や天軍を倒すために今の支配勢力をひっくり返し、新たなる時代を築こうとするに目的が変わった革命部隊。


メンバー


ギリシャ担当 怪物の神 テュポーン


北欧担当 終炎の巨人 スルト


メソポタミア担当 神毒の蠍 ギルダブリル


七罪担当 幻惑の悪魔 メフィストフェレス


天軍担当 (担当席不明)


エジプト担当 鏖殺の獅子 セクメト


ヤマト担当  百妖の根源 夜行


インド担当 アスラの王 マヒシャ


天軍のガブリエル調査報告書より

永久神世同盟

三つの国の神が神々の時代を終わらせないように結成された同盟。

所属国家、代表者は、

 

オリュンポスエリアのゼウス


アスガルド国家のオーディーン


メソポタミア都市国家連合のマルドゥーク

で組織されている。


本来なら、炎の狼と巨人により終わるはずの北欧神話は、二つの神話の助けにより終末を終わらせ、更に繁栄を極めた。

また、ギリシャ神話、メソポタミア神話の緩やかな消失も北欧神話の繁栄により、人の信仰が一定以上保たれ、消失を防げた。


これを学び、神は永久的に自らの時代を存続させようと決意し、ここにこの同盟を結んだ。

ヤマト連邦国家

白と黒の大地の両方の極東にある島国。

この世界で唯一、白と黒の大地両方を領土としている国。

この国を統制しているのは、神や神の代理ではなく、人である三権英傑によって統制されている。


第六天魔王、織田信長

 

金色太閤、豊臣秀吉


東照大権現、徳川家康


ヤマトの神々はいるが、日本武尊との取り決めにより、人による支配は人にさせるようになった。


天軍の古文書によればヤマト連邦国家の東の海にはかつてヤマトの神々と同等の神性力を持った、神々がいるとされている。

イデア大戦


オセロニア戦記イデアの華より


数年前に起こった、ハドゥン帝国がサザンカ民国に対しての侵略戦争。

だが、天軍の記録によれば、近年稀に見られる神の時代の戦いとされている。

神奥覚醒(アフィプスニィ)

オリュンポスの歴史書に記されている、神の能力が何らかの原因により一時的に進化した状態のこと。

あまりにも、強大な為、この星の空間に存在できる神奥覚醒体は、2体までとされている。

3体目を顕現させると、星の空間では容量が限界突破するため、星の循環機構に乗っ取り、3体ともギリシャ神話ではカオスと呼ばれる世界、超次元空間、カオス・コスモスに強制転移される。



また、亜種にあたる一体だけで星の空間の容量を限界にさせる、神奥覚醒変異体がいる。 

また、これらも神奥覚醒体、神奥覚醒変異体が出現してしまうとカオス・コスモスに強制転移される。


(だが、この星の安全装置(アーク・ワン)が抑止力となり、彼がいる限り、神奥覚醒体の3体目と変異体の2体目の出現は、神奥覚醒の因果律を一時的に断ち切らせることで顕現しないため、強制転移することはない。

強制転移が始まると、生物が外からのウイルスなどを倒すときに体力を使うように、この星もエネルギーを使うため、星の循環機構が変動してしまう。)



神奥覚醒体とされているもの


アフロディテがヘパイストス、キュクロプス、ジゼル、ホーフンドによってウラノスの神性を魔術で再現させた神性を融合し、覚醒に至った。

アフノス・イデア



アレスがヘパイストスによって科学で再現されたガイアの神性を融合させ覚醒させた。

ガイアレス・デミウルゴス

異界の者

人の想像により、その存在が証明された神々。 

不明、何もわからない。

所詮、他人の妄想の神を信じて何になるのか。

だが、その神は自らの存在をそこに隠すことで世界を狙っている。

黒き災厄。

まだ、ゼウスがテュポーンを打倒した遥か昔。

オリュンポスを襲ったそれは、宙からの災害。

人は炎で燃やされ、神は灰に嘆く。 

また、自らも灰にされることを知らずに。

過ぎ去るものは、時間と破壊のみ。

彼は、この星に新たなる理を作る、侵略者であり、創造主でもある。

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小説情報

オセロニア 旅路の風

ボーリングおじさん  kajazyu100

執筆状況
連載中
エピソード
8話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
オセロニア, ノベロニア, 冒険, #ファンタジー
総文字数
143,609文字
公開日
2020年04月23日 21:04
最終更新日
2020年10月17日 16:36
ファンレター数
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