使い魔ファウストの契約 運命の赤い糸
ゲーテの作った戯曲「ファウスト」の物語は実は本当にあったお話で、何人もの人に語り継がれ、やがてゲーテの耳にもこの話が耳に入り彼はこの話をもとに作品を作った。しかしゲーテの「ファウスト」と実話の「ファウスト」は幾つか異なる点が存在し、最も大きな違いはその結末であった。ゲーテのファウストは死後に元恋人の天上での祈りによって救われたが、実話のファウストでは彼は死後、誰にも救われることがなく悪魔メフィストフェレスに自身の魂を奪われてしまい、以後メフィストフェレスの奴隷つまり「使い魔」として第二の生を歩むこととなった。使い魔となったファウストにメフィストフェレスから下された命令があり、それは人間の「絶望する心」の収穫を代行することであった。ファウストは人間の「絶望」を収穫するため、今日も心に満たされない欲を持つ人間を探し求める。
使い魔ファウストに魅入られ、彼と契約を結んだ人間は果たしてどんな力を授かり、どんな考えをし、どんな願いを叶え、そしてどんな末路を迎えるのか・・・
この物語では、悪魔と契約した人間と使い魔となったファウストが送る数奇な運命について綴っていくこととする・・・
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小説情報
使い魔ファウストの契約 運命の赤い糸
- 執筆状況
- 連載中
- エピソード
- 10話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 現代ドラマ・社会派
- タグ
- ゲーテ, ファウスト, 悪魔, ホラー, 契約, 現代社会, 欲望
- 総文字数
- 28,116文字
- 公開日
- 2023年11月23日
- 最終更新日
- 2023年12月13日
- ファンレター数
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