目玉焼き
ある日、目玉焼きを作ろうと卵を割ったら、変なやつが出てきてこう言った。
「おめでとうございます!100年にひとりの幸運の持ち主にあなたは選ばれました!」
だが俺はそれどころではない。
もうトーストが焼けているんだ。早く完璧な半熟の目玉焼きを作らなければならない。
そいつを無視して、とにかく急いで目玉焼きを作る。堅焼きでも半分生でも駄目だ。表面が蒸らされた、完璧な半熟の目玉焼きを作らなければならない。幸運より目玉焼きに集中する青年の話。
目次
完結 全1話
2022年11月16日 18:55 更新
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小説情報
目玉焼き
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- ファンタジー
- タグ
- 100年に一人の幸運, 願いの精, 不思議, 日常, 目玉焼き
- 総文字数
- 2,178文字
- 公開日
- 2022年11月16日
- 最終更新日
- 2022年11月16日
- ファンレター数
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