サヴァイヴ・アライブ ―殺戮人形の矜持―
現在……過去……そして未来……様々な時間軸を扱ったサバイバル・ストーリーとなります。
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『カリスマにして巨悪』と評されたヴィクター・バーンズが、革命を勃発させてから数年後の緊迫したアメリカ。
中央情報局を発展させた組織である戦闘諜報軍(A.S.F.)はバーンズを追う組織。
バーンズが生物のような極端な大自然を宿している島、インド・エルシュに潜伏している事をキャッチしたA.S.F.は極秘裏にデザイナー・ベイビーの出自を持つ少年兵部隊『ドールズ』を、エルシュ島に送り込む。しかし大自然はよそ者に牙を剥き、命を落としていく面々。
死線を越えた先に待ち受けていたのは、強化装甲服を着込んだ人間兵器部隊……、かつての仲間のぶっきらぼうな狙撃手の少女……、誠実な二丁拳銃のスペシャリスト……、そして超域なカリスマと神がかり的な第六感を備える敵の首領、ヴィクター・バーンズ。
絶体絶命、孤立無援……生き残れ。
キャラクターデザイン(敬称略):ざわ姐、Rida ※「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様でも好評連載中。
目次
連載中 全9話
2021年02月07日 12:00 更新
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Interlude
- Interlude『革命後-Aftermath-』~時系列『未来』~2021年02月07日
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Prologue『火種-Burns-』
- Section1『招かれた者たち』~時系列『現在』~2021年02月07日
- Section2『索敵と駆逐』~時系列『現在』~2021年02月07日
- Section3『狂った世界へようこそ』2021年02月07日
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EpisodeⅠ『理想郷-Utopia-』
- Section1『現状と希望』~時系列『現在』~2021年02月07日
- Section2『逃げ場はなく、あるのは進む道だけ』~時系列『現在』~2021年02月07日
- Section3『二丁拳銃の自警団』~時系列『現在』~2021年02月07日
- Section4『地下要塞』~時系列『現在』~2021年02月07日
- Section5『父と子と』~時系列『現在』~2021年02月07日
登場人物
▼カイル・カーティス/キング 22歳
「ここは戦場だ。「そんなのあり?」なんて無ぇんだよ!」
ミラの元カレでドールズの一員。偽悪者っぽく振る舞っているが、負傷した部下に真っ先に駆け寄るなど根は熱血漢。
狙撃手としての腕はチーム一でありドールズ最高位の称号『キング』が冠されたのもそれが大きい。
喫煙者で韓国製の銘柄を愛煙している。点火に使う『禁煙、クソ食らえ』と乱暴に彫刻がされてあるジッポは亡き友人の形見。また精神安定剤も常飲。
専用武器は高威力な指向性粒子弾を放つ狙撃銃、「エネルギー・スナイパー-AS「レジェンド」」。
▼ジョン・ヒビキ/ナイト 19歳
「これでも任命されたばかりなんで、とにかく黙っていてください!」
ドールズの剣士。小うるさい生真面目なアンちゃん。
大革命の重大な被害を喰らったカルフォルニア州にある小さな田舎町『アッシュトレート』出身でありその街を侵攻した時の司令官であるジャック・フリンを憎む意思はかなりのもの。
これによって、ドールとなることを誓い16歳にして陸軍に入隊、数々の戦果をあげる。射撃の腕はもちろんのこと、ナイフでの戦闘に異様な拘りを見せる。
ナイフ使いであるが銃を使うことには抵抗を感じず、軽量から重量まで様々な銃器の扱いに長けている。しかしやはりナイフを使うことに拘りを持っている模様。
暗い経歴を持つものの、根は明るく礼儀正しく真面目であり、仲間からの人気も高い。
いい加減で大雑把に見えるカイルとは入隊直後からそりが合わず、お互いの能力を高く評価しつつも相容れない関係である。
専用武器は鉄をも引き裂く凶悪的な切れ味を持った第三形態までに変化する山刀「マニアック」。
▼ミラ・クラーク/クイーン 17歳
「ハンバーガー美味しい! 生きてて良かったーっ!」
ドールズの少女兵。プライベートでは男好きの尻軽女ではあるが、戦場となると目標到達の為に冷酷非情 (と同時に純粋無垢とも言える)な手段『暗黒の信念』を行使する。 その残虐性は敵はおろか一般人にすら巻き添えにするため、味方にも批難めいたことを言われる。 大の読書家でもあり、文豪の格言や名言を度々引用する。また小学生のようないたずらも好き。 専用武器(パーソナル・ウェポン)は殺傷電磁波を放つ電磁狙撃銃、「ダヴィド・スリング」。 その出自には複雑な理由が――
▼ヴィクター・バーンズ 推定41~43歳
「涙は、子供の特権だ」
本作の敵。数年前の大革命の首謀者。2フィート近くある大柄な図体と筋肉隆々の肉体を誇る。愛銃は「S&W モデル500」。
グリーンベレーに所属後、CIAに配属。過去に数多くの作戦を完遂し、『悪夢の巨人』と呼ばれ、豊富な人脈、人徳から「凶悪ながらもカリスマ」と評される。
仲間やヴィック・バンのメンバーと共に「大革命」を決行、アメリカに致命的なダメージを与えるが、米軍、ブラック・マリーンの決死の抵抗により敗走を余儀なくされる。
生存不可とまで言われた「絶望島」と呼ばれる島を一人で生き延びた過去がある。神がかり的な五感・直感はこの時に身につけた。しかし本人は自身の特異な感性を驕らず、「潜在的に備わっている原始的本能を使っているだけ」とのこと。
また父が印刷工をやっていて、技術の進化により失業に追い込まれたことからハイテクを嫌悪している。
▼フィオラ・ウィリアムズ 21歳
「決着をつけよう、カイル」
ドールズから寝返った少女兵。ドールズ所属時はカイルとライバル関係にあった。無愛想な態度で周囲を寄り付かせない雰囲気を漂わせる。自分の活躍の場、そしてカイルとの決着に向け頑張り中。
専用武器は「エネルギー・スナイパーPROTO-04」。
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小説情報
サヴァイヴ・アライブ ―殺戮人形の矜持―
- 執筆状況
- 連載中
- エピソード
- 9話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- SF
- タグ
- サバイバル, SF, アクション, アドベンチャー, 近未来, バトル, 挿絵, 群像劇, ミリタリー, 銃器
- 総文字数
- 29,728文字
- 公開日
- 2021年02月06日 21:16
- 最終更新日
- 2021年02月07日 12:00
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