ユートピアの庭師

作者 宮葉

【SF短編集】
二千年続いた文明は、突貫工事の歴史によってついに耐えられなくなった。
より良い再生の為に、人類は突貫工事の天国を創り上げた。
より長い延命の為に、人類は赤子に似た生贄を容認した。

貴方はこの未来たちを、希望と呼ぶだろうか。絶望だと吐き捨てるだろうか。
けれど、ゆめゆめ忘れないで。
この未来は、必ず貴方のもとへやって来る。
その時には、必ず一つ選び取りなさい。
未来を望まぬ生き物には、死の権利すら与えられないのだから。

さあ、どうか思う存分、苦しみ続けて。
人の庭に全て足りるまで、楽園の創造は止まらない。

書影:著作権フリーの画像サイト「Pixabay」より

目次

連載中 全8話

2021年07月27日 22:00 更新

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小説情報

ユートピアの庭師

宮葉  miyaha_ls7

執筆状況
連載中
エピソード
8話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
近未来, ユートピア, ディストピア, 百合, AI, 短編集
総文字数
13,364文字
公開日
2021年07月27日 20:41
最終更新日
2021年07月27日 22:00
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