近くて遠い距離
目に留めて下さって、どうも有難うございます。
《あらすじ》
ある日突然現れた編集者の橘透子から、本の装丁に使いたいので作中に出てくる作品を創ってほしいと頼まれる彫刻家兼大学講師の檜垣成志。それが二人の出会いだった。その後、二人は急速に惹かれあい、ある夜、透子から突然のプロポーズをされ、驚く檜垣だったが迷いはなかった―「僕も君と結婚したい」。それから一ヵ月後、二人は式を挙げた。一方、透子の妹である砂季は、姉よりも先に美大の講師として教壇に立つ檜垣に出会っていた。この人を知っている…。檜垣に前世からの縁とでも言うような強烈な懐かしさを感じる砂季。でもまだ、それは恋と呼べるものではなかった。三年後、そんな砂季の前に檜垣が姉の婚約者として現れる。
登場人物
登場人物が未設定です
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