鬼哭 ―きこく―

[歴史]

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2000字歴史・時代小説コンテスト応募作。
少年期の柳生十兵衛に襲いかかる刺客との血闘。
いかにして彼が鬼神も避けて通る剣鬼への道を踏み出したのかを描いた、本格時代小説っぽいチャンバラ劇です。

目次

完結 全1話

2021年02月25日 05:16 更新

登場人物

七郎

後の柳生十兵衛三巌。

石長 市朗

七郎の傅役の青年


柳生但馬守宗矩

七郎の父

ファンレター

はぁ……と溜め息すら漏れる。

何度拝見しても、石長と七郎の心境が痛いほど伝わり、毎回のように「はぁ」と溜め息が溢れます。わたしは柳生十兵衛について詳しいとは言い難いですが、作者様がいかに柳生十兵衛に対する考証をなされているか、よく伝わります。圧倒的な筆力。日本語の力。圧巻どす。

返信(1)

硬派な筆致に圧倒されました!

本格的な時代小説を楽しませてもらいました。言葉のひとつひとつにこんな表現があるんだな、と驚いています。日本の時代物は単語を知らないと書けないと実感しました。短い文字数の中に少年から剣鬼へ成長する十兵衛の生き様が描かれており、読み応えがありました。うーん、素晴らしい!

返信(1)

立ち会いのシーンにしびれました!

 なんて格好いい、立ち会い。緊張感とスピード感に溢れていてしびれました。立ち会いの緩急も、絶妙!  使命を帯びた者は越えねばならぬ一線がある。厳しさの中に愛情があって、お供の石長様のファンになってしまいました。(七郎殿はもっと育ってから……)

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小説情報

鬼哭 ―きこく―

石山 近江  edoyauguisu

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
【2000字歴史】, 柳生十兵衛, 江戸時代初期, チャンバラ
総文字数
1,943文字
公開日
2021年02月05日 04:17
最終更新日
2021年02月25日 05:16
ファンレター数
3