不死のボク達、灰色の戦記/スペースオペラ短編連作

作者 永久凍土

ボク達はヒトゲノムから複製された「二番目の人類」。
滅亡した人類文明の再興と引き換えに異星人の共同体と取り引きした。
それはボク達の時空の外側の存在、大銀河全域に及ぶ巨大な脅威「時空災厄」と戦うこと。
不死の兵を作るシステム〈ジェネクト〉の真の意味に戸惑いながら——。

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▪️本作は世界・人物設定を共有していますが、各エピソード毎に主人公が異なります。また、男女比4:6のジェンダーレス社会を背景としているため、一般的な「ガールズラブ」とは趣きが少々異なることをご了承ください。
▪️全7エピソードで一旦完結となります。(続く地上編は現在構想中のため未定です)
▪️カクヨムほか他社小説投稿サイトにも掲載しています。
▪️原題「不死のボク達、証しの言葉〈figures descript〉短編連作」

付録:表紙イメージ
https://illust.daysneo.com/sp/works/8d1143d4b25725167e9f5f05bae774d8.html

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◆不死のボク達、証しの言葉〈ep: リトとミル〉
二級兵徒のリトは同一素体のミルと特別なパートナーシップを結んでいる。ある日のミッションでリトは〈ジェネクト〉の真の意味を知り、ある言葉の意味を理解した。

◆不死のボク達、心の在り処〈ep: ニレとマヤ〉
五度目のミッションでニレは大破した僚機を救出し、偶然にも憧れの先輩マヤと再会した。だが、マヤは自らの〈ジェネクト〉が損傷したことを告白する。

◆不死のボク達、赦しの結び〈ep: シズとケイ&ニレ〉
シズは四年前のミッションで被弾し、パートナーのケイに爆散寸前で救われた。引き換えにシズは両脚を、ケイは顔の右半分を失う。救わなければ全てが元通りだったはずなのに。

◆不死のボク達、不可視の軛〈ep: ソルとデュカ〉
老人のソルは〈ジェネクト〉が享受できない前世代のクローン。「二番目の人類」の代表、デュカ審議総長と再会し、ある願いを口にする。不死社会を俯瞰する会話劇。

◆不死のボク達、兆しの試練〈ep: エナとケイ&ソル〉
二百年前のクーデターにより「二番目の人類」社会を割った反抗勢力と遂に対峙する。エナとケイはレッドスフィア航宙要塞奪還作戦にソルと共に参加した。

◆不死のボク達、虚ろな躯体〈ep: リトとセリ&ニレ〉
リトはある護衛任務で決まったパートナーを持たない素体セリと出会う。セリのある思惑に翻弄されたリトは再び〈ジェネクト〉に向き合うことになる。

◆Extra or Curtain call〈ep: ケイとリト〉
初ミッションを迎えたその日、兵徒待機ロビーに小さな来訪者が現れる。
遠い日と現在を結ぶ区切りの物語。

登場人物

登場人物が未設定です

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小説情報

不死のボク達、灰色の戦記/スペースオペラ短編連作

永久凍土  aqtd882225

執筆状況
完結
エピソード
22話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
スペースオペラ, ガールズラブ, スワンプマン, ヒト型戦闘機, 不死, クローン素体, ジェンダーレス, バックアップ記憶
総文字数
111,955文字
公開日
2021年07月21日 17:00
最終更新日
2022年02月28日 11:17
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