文芸文庫の書評コンテストが開催されるということで、生まれて初めて書評を綴ってみました。
未読の方には興味を持って頂けるよう、既読の方とは作品を肴に語り合えるように、共感と共感的反感を得られればいいなあと思います。

戦前戦後と現在では、純文学の範疇や定義に小さくない連続した隔たりが、短くない時間をかけて形成されたように感じます。語ろうとして語り切れない、挑戦めいた試みを感想に持って頂けたら嬉しいです。（もちろん共感的反感も）