危険な少女達を従え、人類の敵へと変わりゆく僕(遠野空)

作者 onlyhuman09

[恋愛・ラブコメ]

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あまりに強力すぎる「全てを叶える力」とその「真逆の力」を併せ持つ、最弱にして最強の「僕」は、ある日、異世界から迷い込んだヴァンパイア少女を助けた。
それが縁で、彼女は僕に助けを求めてきた。

少女……ルナの懇願に僕は応えることにしたが、僕の周囲には自分の人生を僕に丸投げする依存体質の女の子や、ほぼヤンデレと称して間違いない義妹がいたりする。
彼女達の力も借りつつ、そして臣下たる使徒も増やしつつ……僕は、手段を選ばず敵を排除していく。
たとえ、人類そのものの敵になろうと。
(この小説は、小説家になろうでも掲載して頂いてます)

登場人物

○八神守(やがみ まもる)

主人公 十五歳で、高校に入学して間がない。


過去の事件故に、心が壊れてしまっているが、意図してそれを隠している。

見た目は一見普通だし、他人に異常を悟らせない。


今回、最強にして最弱の力、「エンド・オブ・ザ・ワールド」を使って、「世界を曲げ」、異世界を渡ってきたヴァンパイア少女を救おうとする。


ただし、その方法は容赦ない上に、時に目的のために他人を犠牲にする。


「僕が本気で望めば、明日の太陽はもう昇らない。僕が本気で心配しても、同じく明日の太陽はもう昇らない」

ヒロイン1 

○ルナ(夜月) 十四歳○ 


異世界からこちらへ転移して逃げてきた少女。

元はヴァンパイア世界の貴族の位にあったが、人間によって一族は根絶やしにされた。

日本に来たばかりなのに、ハンターの追撃に遭って死にかけていた。

しかし、守が見つけて助け、ためらわずに彼女のために協力し始めたことで、反撃に出るきっかけを掴む。


人間とヴァンパイアの混血で、昼間でも多少は活動できる。

普通の人間はただの下等動物くらいの意識だが、守の力を目の当たりにして、彼だけは例外としている。

ヒロイン2

○桜井亜矢(さくらい あや) 十五歳○


なぜか生まれつき、自分の上位者を定めようとしている、不思議な少女。

未だに上位者は見つかってなかったが、亜矢の母親は「自分がそうだ」と偽り、家庭内で亜矢を支配しようとしていた。

しかし、守に出会った後、亜矢は「この人こそが!」と謎の確信を得る。


以来、守に自分の人生を丸投げして、その言葉に絶対の忠誠を誓っている。

(守は普通の人生を送れるように誘導しているが、未だに効果なし)


……つまりは、いろいろ病んでいる。

ただし、その思い込みの凄まじさは、「皆と上手くやる訓練として、アイドルを目指すのはどうか?」と守にアドバイスされた途端、後に本当にアイドルになってしまうほど、一切のブレがない。

○石田氏(守の呼び方)○


守が目をつけた、悪徳刑事。

その顔の広さと情報網に目をつけ、守とルナによって、不幸にも使徒にされてしまう。

元刑事で今や地位も上がったのに、守達の手駒として飛び回る、かわいそうな強面(こわもて)。


ただ、徐々に慣れ始めてきている。

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小説情報

危険な少女達を従え、人類の敵へと変わりゆく僕(遠野空)

onlyhuman09

執筆状況
完結
エピソード
25話
種類
一般小説
ジャンル
恋愛・ラブコメ
タグ
【リデビュー小説賞】, 主人公最強(最弱), ヴァンパイア貴族, 最強にして最弱の力, 異能力, 学園, 使徒
総文字数
103,457文字
公開日
2019年01月06日 12:44
最終更新日
2019年01月06日 16:47
ファンレター数
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