一般小説作品詳細

秋風清々(第二部構想中・登場人物追加しました)

5429|歴史|連載中|344話|569,371文字

大内義興, 陶武護, 大内政弘, 陶弘護, 大内家, 陶家, 北辰降臨, 室町幕府

54,942 views

大内家が最も隆盛を極めていた時代、当主であった義興様。
その幼き日々から、青年当主として実力を発揮し、やがて幕閣の一員となるまで。
彼はなぜ天下人にならなかった(なれなかった、のではない)のか、その生涯に悔いはないのか、少なくとも家を継ぐまでは書きますが、その先はどうなることやら……

なお筆者は非公式親衛隊組織・物書き界隈で大内家をメジャーにしたい会代表メンバーです。

※偉そうにジャンル「歴史」などとなっておりますが、単に借りてきたキャラが歴史人物であったと言うだけです。ただの暇人が書いたラノベ(のつもり)です。今回史料の読み過ぎでかなり混乱し、いきなりガチガチになっているところがございますが、基本は少女漫画路線であり、「歴史小説」などというご大層なものとはほど遠いはずです※

※従いまして、史実と異なるところがございましても、当方では責任を負いかねますので、ご了承下さい。種本は諸々ございますので、最後まで辿り着きましたら、どこまでが本当で、どこからが捏造であるのか、またお世話になったご本は何なのか等々、明らかにするつもりです。ただし、これは学術論文ではありませんし、史料の名前や正誤表を掲げることはネタバレ要素を含むため、「了」の字が書き込まれるまでは、あれやこれやのインチキをお見逃し下さいませ※

※アイコンおよび表紙絵はすべてロン様。もう、これ以上ないくらい、イメージ通りの人物像に仕上げて下さいました。この場を借りて御礼申し上げます。なお、画像はすべてダウンロード禁止とします。私的利用の範囲であっても許可するつもりはありません。世界で唯一私だけのために描いて下さったものです※

もくじ

登場人物紹介

大内義興(おおうちよしおき)

大内家三十代当主。通称、次郎、新介。幼名、亀童丸。父は応仁の乱で活躍した大内政弘、母は畠山家の養女。周防、長門、筑前、豊前、山城ほか7カ国の守護。

下向した元・将軍義材の復職を助け、共に上洛し相伴衆として幕閣の一員となる。しかし、あくまでも将軍家の家臣として生涯を終え、後の織田なにがし、豊臣なにがしのように自ら天下人に就こうという意思はなかった。あくまでも、天下ではなく、天下人=将軍に近い(親しい)人であった。

一言:

その義理堅く忠義なお人柄にアホな歴女は熱を入れあげて卒倒する。後に『捏造大名家の野望』という永遠に終わらない荒唐無稽なバカ話に出てくる捏造大名・有川家の当主昌興は恐らく、このお方がモデルである。本当はこのインチキな人物で評伝を書くはずが、何の因果で史実人物で書き始めたのか。永遠の謎である。どうやら、周防・長門は強固にして盤若な地盤すぎて、「捏造大名家」はたとえゲームだからと言って適当に捏造することが憚られたため(所謂国人衆林立状態の安芸や石見とは違うのである)、あの話は嘘過ぎて続きが書けなくなった……。要するに史書を読みすぎた故に発生した弊害です。

※アイコンはロン様。これ以上ないくらいイメージ通り※

陶武護(すえたけもり)

生没年不詳。正確なところはなにもわからない=勝手に想像できる、はずはないのだが、勝手に「創造」した。勿論、元ネタはある。偉い歴史学者の先生方の仮説・推測の幾つかを都合のいいように組み合わせた。但し、一つだけ誤りのない事実がある。この人は、陶興房(史実的にかなり詳細が分かっている)の兄であり、つまり、その息子隆房、これで分からない人は、厳島の戦いで毛利元就に敗れた陶晴賢と言えば多少聞いたことがあるはず、の伯父である。

一言:

限りなくいい加減に書き手の意見を代弁させている。ゆえに、信じられないほど現代的思考感覚で動いているものと思われる。これも、どこかで『捏造大名家……』の山田こと鷲塚昭彦からなにがしかのレクチャーを受けた可能性を否定できない。ついでにゲーム機ももらえたら、足利家なんか速攻で潰し、吉見家と細川家は絶滅に追い込んだはず。史実というのは本当につまらない。

※アイコンはロン様です。うう、お美しい……※

大内政弘(おおうちまさひろ)

義興の父。

大内家二十九代当主。父は大内教弘、母は山名宗全の養女。周防、長門、筑前、豊前の守護。相伴衆。

応仁の乱において西軍の主要な人物として活躍するも、最終的には官職を安堵されることを条件に降伏を受け入れた。武人として優秀であっただけでなく、歌人としても著名であった。まさに文武両道の名将。

一言:

大内家歴代当主の中で二番目くらいに愛しているお方です。一番目は言わずとも結構、ですよね? ネタバレ注意報なので伏せますが、作中での性格設定には胸が痛みました。まあ、様々な映画やアニメの中で常に悪者を愛してしまうわたくしではございますが……。この方は絶対に悪者ではないはずですから。完全なる捏造ですね、これ。でも、そういう「仮説」を広めた歴史の先生も悪いよ。

※アイコンはロン様※


今小路殿(いまこうじどの)

義興の母。能登畠山家の養女として大内政弘に嫁いだ。

一言:やはり女性であるため、名前すら分らないんですね。しかし、政弘さまとの結婚は「再婚」であったようで、初婚の夫とは死別した模様です。一種の政略結婚ととれなくもないのですが、京でも評判の美女であったとか。再婚の娘で、しかも歳も二十歳を過ぎていたのですから、かなり熱を上げないと受け入れがたいでしょうね。ということで、絶世の美女であることに一票。

※アイコンはロン様。イケメンの母は当然絶世の美女。麗しい……※


東向殿(ひがしむきどの)

義興の正室。父は長門守護代・内藤弘矩。嫡男・義隆の生母。

かなり年上、という事以外、婚礼をあげた年月すら不明。

一言:

作中では「篠(しの)」。

歴史学者の先生方は、きちんと史料が残っていないことについては、断言するのを避けます。

女性の場合は名前すら史料にない。誰それの女(娘)のごとく記されているだけです。

しかし、名前もない上に、歳も分らないでは困るので、適当に名前と年齢を設定。

優秀過ぎる義興様から何故に間抜け殿(『捏造大名家の野望』参照のこと)が生まれ出てきたのか、という謎については、歴史学者の先生方もおおいに悩んでおられるようで。多分母親に似たのであろう、というあまりにもいい加減な仮説がまことしやかに流れていることに呆然。

確かに「遺伝」ってこともあるでしょうけど、性格形成その他は、成長した環境によるところが大きいと思うので、たぶん両親にあまりにも大切に育てられすぎたのではないかな? なんて考えます。

※アイコンはロン様※

足利義材(あしかがよしき)

室町幕府第十代将軍。父は八代将軍義政の弟・義視。母は義政の正室・日野富子の妹。

応仁の乱の後、父義視とともに、美濃国へ下向。若くして病死した九代将軍義尚に子がなかったため、義政や富子らの後援で将軍職に就く。義材→義尹(よしただ)→義稙(よしたね)と名前だけでも三回も変わるほどの波乱に満ちた人生を送る。

義興の生涯において、縁浅からぬ人物。

一言:

将軍様というのは取り巻きも含めて、本当に奇人変人だらけ。この人もまあ、そうだろう。しかし、様々な問題を抱えつつ、どの人も何故か憎めなかったりする。だが……この人に対してだけはマジで腹が立ってしまったわたくし……史料見て号泣です(義興様がお気の毒すぎて……)。

ま、毛利家じゃないから許してあ・げ・る。

どんな悪さをしたのかはネタバレ注意報なので、今は内緒です。

ちなみに、ロン様のイラストが可愛らし過ぎて、作中イメージがかなり変わりました。イラストレーターさんと物書きとの最高のコラボになってます♡

この場を借りて御礼申し上げます。いつも、本当にありがとうございます。

※アイコンはロン様※

畠山尚順(はたけやまひさのぶ)

畠山政長の嫡男。明応の政変後、細川政元に陥れられて自害した父の跡を継ぐ。足利義材の将軍復職を助けるため、また、応仁の乱から続く両畠山家の相続争いに決着をつけるために奮闘し、義材の将軍職復帰後はその重臣の一人となった。

一言:お名前は出てきますが、人となりについての史料がまるでありません。どうせなら醜男よりイケメンが良いので、殊更に書いてはいませんが、美男である設定に。名家の嫡男から突如何もかも失うことになるという悲劇に果敢に立ち向かったのですから、人となりもそこそこ優秀でなくては。という願望に基づいて捏造されております。

※アイコンはロン様♡ カッコ良すぎるのでもっと活躍させます。このイメージで全国区に※

畠山澪(はたけやまみお)

尚順の妹。義興に嫁ぐ。

一言:義興さまに嫁いだのは、妹とも娘とも言われ、正直はっきりしません。史料じたいがまるでない状態。義材の復職後、尚順と義興さまとはほぼ同年齢で、30代前半。この頃に嫁いだとみられるので、娘、妹、どちらもありそうですが、もっとも信頼している種本で「妹」とあったので、妹ということに。そして、東向殿とは対照的な快活な美女という設定にしてみました。

名前は勿論仮名。絶世の美女で、武護さまとも縁があったというご都合主義の捏造品です。

※アイコンはロン様。美女もお手の物※

細川政元(ほそかわまさもと)

細川京兆家当主。明応の政変を起こし、将軍の首のすげ替えを行い、幕政を牛耳ったため、「半将軍」と呼ばれるほどの権勢を誇った。修験道に懲り、生涯妻を娶らなかったため、家督相続問題が勃発し、悲惨な最期を迎える(ネタバレ防止のためここまで)

一言:史料の類いを見ても相当な奇人変人扱いとなっているケースがあるのですが、最近ではそこまで怪しすぎる人物ではなかったという評価もあるようで。しかし、どんな話にも悪役は付き物。こと大内家からみたら、細川家は仇敵ですから、まあ、パルパティーンみたいなもんかな……。しかし、実際には、細川家の当主は代々文化人であり、貴公子である、といったイメージもありますわな。まあ、変な修行に凝っていたあたりから、ちょっとそのルートからは逸脱している気がしますが……

※アイコンはロン様。悪役すらもイケメン♡ 意外にお若いのですよ。おっさんイメージになっていたら、作者の書き方が悪い。ホンモノはアイコン通りのイメージです※

陶興房(すえおきふさ)

陶弘護の息子、武護の弟。大内家の同族一門・陶家の当主。周防の守護代。義興配下の被官筆頭。文武に秀でた名将であり、また、義理堅く、情に厚いという非の打ち所のないお方……溜息しかない。

一言:

さてさて、いよいよ真打ち登場。って思ったら、まだお父上です、お父上。しかしですね、東向殿のところで、なにゆえにここまで優秀な義興様からあのような間抜け殿が……って書きましたが、なにゆえこのようなお父上から後の陶様(隆房)生まれちゃったかな……と思うのですよ。このお父上は死の間際まで、将来息子がお家に仇なすことになるのでは? と危ぶんでいたらしく……。

ネタバレもなにも、結局大内家で一番有名なのは実は陶様なわけなので、ここが終着点か、と皆様もご存じの人物がいよいよ、ですね。さて。あれだけ、書き連ねた武護様ではなくして、史実的には、家臣筆頭はこのお方なんですよ。運命というものは何ともはや……。しかし、それこそ、完璧すぎる主従ですよね。あああ、天下取って欲しかった。合掌。

※アイコンはロン様です。やはりイケメンの弟はイケメン、イケメンの父上はイケメン※

足利義澄(あしかがよしずみ)※現段階では「義髙」

室町幕府十一代将軍。先々代、足利義尚の従弟。堀越公方・足利政知の次男。京・天龍寺で出家していたが、細川政元の手で還俗させられ、将軍職に。幼いといっても、十代にはなっており、物心ついていたから、傀儡という地位も理解できたのだろう。成長した後はそれに反発し、政元と対立。やがては、将軍職復帰を狙う義材と永遠のライバルに。

一言:何気にあまり怪しげな噂の少ないお方。それなりに悲劇の貴公子ととれなくもない(『血筋』的にね)。しかし、政元との対立では我儘勝手ぶりも見せたし、どう評価したら良いものか悩みますね。

※アイコンはロン様。な、なんとこんな美少年……今後沢山登場させたい……※


※ご注意とお願い※

作中全ての画像はロン様にお願いして一枚一枚丁寧に仕上げて頂いております。きちんとお取引をした上で、精魂込めて描いたくださったものですので、無断転載は断固お断りします。個人で楽しむためのダウンロードも禁止です。そんなに見たかったらイラスト見るために、何度もここへいらして下さい。駄文など読まずともかまわないですから。

小説情報

秋風清々(第二部構想中・登場人物追加しました)

市杵紗江  harukata_35

執筆状況
連載中
エピソード
344話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
大内義興, 陶武護, 大内政弘, 陶弘護, 大内家, 陶家, 北辰降臨, 室町幕府
総文字数
569,371文字
公開日
2019年08月06日 13:56
最終更新日
2019年12月05日 21:54
応援コメント数
4

応援コメント一覧

「緑髪将軍」まで拝読

 互いを大事にしながらも、思いがすれ違っていく義興と武護の関係が切ないですね……。  そして足利義尚……個人的にはけっこう気になる歴史上の人物です。彼が長命していれば、室町幕府、ひいては日本の歴史も変わっていたかも、とか考えちゃいます。

「神託」まで拝読。

 おお~、陶弘護暗殺事件の真相は……?  亀童丸と武護の関係も複雑になっていきますね。主従にして親友にしてライバル、そして……。2人が平和な時代に生きていたらな~と思わずにはいられません。

>東郷さま

いつもありがとうございます。お返事遅くなりました事、お詫び申し上げます_(._.)_ 歴史に詳しい方がお読みになると、え!? となって、蹴倒されること必定ですので、どうか、あまり真剣にご覧になられませぬよう(←ワープロソフトで『二重敬語』って出てます……文章力目茶苦茶なのでお許しを(T_T))。とてつもなく、偏った見方になっているはずですので、大内ばかりが良いとこ取りみたいになっていたとしたら、嘘ではないにしてもかなりインチキです(多分)。 ただし、山口=毛利と思っておられる方が大多 ... 続きを見る

>紫雀さま

お返事おそくなりまして、すみません_(._.)_ いつも本当にありがとうございます。 仕事の合間にやっているので、時間が取れなくて、すっかりご無沙汰になってしまい、申し訳ありません……。 ダサ過ぎるタイトルに合わせ、冬が来るまでに何とか終わらせようと、これだけに集中しております……。 また、こちらからも拝読にあがりますので、暫しお待ち下さいませ。 いやいや、筆力ゼロですよ(T_T) でも、いつも温かいお言葉を頂戴し、本当にありがとうございます。 エタることだけはないようにと思っ ... 続きを見る

作者プロフ

市杵紗江  harukata_35

いちき・さえ
陶隆房様命の歴史に詳しくはない変な歴女。
なろう&カクヨム等で駄作書いていました。
が、ユーザー間トラブルでぶっ壊れ、アカウントと作品を全削除。
現状ここだけで、ひっそりと隠れ潜み中。
アイコンは「おきらく」さん。
Twitterはフォロワーさん全員読めなくなるので非公開です。ご用の方は個別に連絡下さい。


この作者の他の作品

小説

5429|歴史|連載中|344話|569,371文字

2019年12月05日 21:54 更新

大内義興, 陶武護, 大内政弘, 陶弘護, 大内家, 陶家, 北辰降臨, 室町幕府

大内家が最も隆盛を極めていた時代、当主であった義興様。 その幼き日々から、青年当主として実力を発揮し、やがて幕閣の一員となるまで。...

チャット

60|歴史|連載中|3話|7,902文字

2019年12月04日 23:57 更新

室町時代

「何? 世の中は室町ブームになっておる、だと?  それなのに、どこぞの馬鹿者は大内家なんたらのチャットノベルとやらに手を出し、しかもエタっておるそうだ。...

小説

56|その他|連載中|7話|5,902文字

2019年10月31日 23:32 更新

表紙絵, イケメン, 美少年, BL, イラスト集

私の拙き作品に沢山の方々が素敵なイラストを届けてくれました。 もう、駄文などお読み頂かず、美麗イラストで全てをイメージして終わりにしていただいたほうがいいような(^_^;)...

小説

532|歴史|連載中|157話|299,003文字

2019年10月30日 00:18 更新

戦国時代?, ちょこっとBL, タイムマシン, 瞬間移動装置, 大内家, 陶隆房, 歴史SLG

聞いたこともない弱小大名家当主の弟・千寿は従属先の大大名家の人質だった。更に、その大大名家の殿様はとんでもない稚児狂いでその玩具にされる悲惨な毎日……。そんなある日、空から一人の怪しげな男が降ってきた……。「山田」と名乗るそ...

チャット

92|歴史|連載中|5話|12,770文字

2019年09月06日 23:31 更新

様々な駄文を書いていたらそのうち歴史も調べ始めた。 論文かいてもつまらんので、適当に駄弁っとく。 マニアックな人しかわからない大内家の人や物について。 最近読んだ歴史書のこと。 ゲームのこと。...

小説

77|歴史|連載中|19話|34,086文字

2019年09月05日 05:54 更新

陶隆房, 大内義隆, 大寧寺の変, 厳島の戦い, 大内家, 妖(あやかし), 戦国時代, 謀叛, 毛利家, 永遠の愛

戦国時代、西国の大大名・大内義隆は男色趣味の度が過ぎた人物として有名。その寵臣・陶隆房はかつての己と同じく、義隆の寵愛を受ける少年・千寿と密かに思いを寄せ合っていた。幼い思い人は隆房に、「殺しちゃおうよ」という恐ろしい言葉を...

小説

133|歴史|連載中|46話|79,696文字

2019年09月01日 01:47 更新

悲恋, 戦国時代, 大内家, 女武者, 大寧寺の変, 月山富田城の戦い, 陶隆房

戦国時代、周防の大名・大内義隆の娘・辰子は、公家趣味で戦嫌いの父とは正反対。武芸を好み、領土の拡大を夢見ていた。しかし、女であるという理由で、家を継ぐことも出来ず、いずれはどこかへ嫁に出されてその生涯を終える定めであった。...

小説

73|その他|連載中|23話|56,102文字

2019年08月25日 22:12 更新

過去に書いたいい加減な文章を置いておきます。 表紙には「ロン様」に描いて頂いた「陶様」アイコンを貼っています。 駄文の山だけど、全てに陶様出ているので……

TOP