秋風清々(第二部開始・登場人物追加)

作者 市杵紗江

[歴史]

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18件のファンレター

大内家が最も隆盛を極めていた時代、当主であった義興様。
その幼き日々から、青年当主として実力を発揮し、やがて幕閣の一員となるまで。
彼はなぜ天下人にならなかった(なれなかった、のではない)のか、その生涯に悔いはないのか、を追っていきます。

なお筆者は非公式親衛隊組織・物書き界隈で大内家をメジャーにしたい会代表メンバーです。

※偉そうにジャンル「歴史」などとなっておりますが、単に借りてきたキャラが歴史人物であったと言うだけです。ただの暇人が書いたラノベ(のつもり)です。今回史料の読み過ぎでかなり混乱し、いきなりガチガチになっているところがございますが、基本は少女漫画路線であり、「歴史小説」などというご大層なものとはほど遠いはずです※

※従いまして、史実と異なるところがございましても、当方では責任を負いかねますので、ご了承下さい。種本は諸々ございますので、最後まで辿り着きましたら、どこまでが本当で、どこからが捏造であるのか、またお世話になったご本は何なのか等々、明らかにするつもりです。ただし、これは学術論文ではありませんし、史料の名前や正誤表を掲げることはネタバレ要素を含むため、「了」の字が書き込まれるまでは、あれやこれやのインチキをお見逃し下さいませ※

※アイコンおよび表紙絵はすべてロン様。もう、これ以上ないくらい、イメージ通りの人物像に仕上げて下さいました。この場を借りて御礼申し上げます。なお、画像はすべてダウンロード禁止とします。私的利用の範囲であっても許可するつもりはありません。世界で唯一私だけのために描いて下さったものです※
※https://suoyamaguchi-palace.com/(自サイト)がメインとなります※

目次

連載中 全367話

2020年01月16日 23:33 更新

  1. 第一部

  2. 帰国・上2019年10月19日
  3. 帰国・下2019年10月19日
  4. 金蘭の契り・上2019年10月19日
  5. 金蘭の契り・下2019年10月19日
  6. 二月会2019年08月17日
  7. 「兄」と弟2019年08月08日
  8. 鼎の松2019年08月08日
  9. 事件の夜・上2019年10月19日
  10. 事件の夜・下2019年10月19日
  11. お家の事情・上2019年09月07日
  12. お家の事情・下2019年09月07日
  13. 瑠璃色の風・上2019年09月07日
  14. 瑠璃色の風・中2019年09月07日
  15. 瑠璃色の風・下2019年09月07日
  16. 『応永記』・上2019年08月13日
  17. 『応永記』・下2019年08月18日
  18. 応仁の乱・上2019年08月18日
  19. 応仁の乱・下2019年08月20日
  20. 挿絵:幼い二人2020年01月14日
  21. 若子社参・上2019年09月07日
  22. 若子社参・中2019年09月07日
  23. 若子社参・下2019年09月07日
  24. 遺された者・上2019年09月07日
  25. 遺された者・中2019年09月07日
  26. 遺された者・下2019年09月07日
  27. 神託・上2019年09月07日
  28. 神託・中2019年09月07日
  29. 神託・下2019年08月20日
  30. 元服・上2019年10月11日
  31. 元服・下2019年10月11日
  32. 緑髪将軍・上2019年10月12日
  33. 緑髪将軍・下2019年10月12日
  34. 将軍の後継者・上2019年08月29日
  35. 将軍の後継者・中2019年08月30日
  36. 将軍の後継者・下2019年08月30日
  37. 一蓮托生2019年09月17日
  38. 蛍火・上2019年09月01日
  39. 蛍火・中2019年09月01日
  40. 蛍火・下2019年08月30日
  41. 恋の季節・上2019年09月01日
  42. 恋の季節・下2019年08月31日
  43. 恋煩い 2019年08月31日
  44. 文使い・上2019年08月31日
  45. 文使い・中2019年08月31日
  46. 文使い・下2019年09月01日
  47. 京の事情・上2019年09月02日
  48. 京の事情・中2019年09月02日
  49. 京の事情・下2019年09月02日
  50. 蠢動・上2019年09月05日
  51. 蠢動・下2019年09月05日
  52. 戦支度・上2019年09月05日
  53. 戦支度・中2019年09月05日
  54. 戦支度・下2019年09月05日
  55. 老いるということ・上2019年09月04日
  56. 老いるということ・下2019年09月05日
  57. 約束・上2019年09月05日
  58. 約束・下2019年09月04日
  59. 入京・上2019年09月08日
  60. 入京・下2019年09月08日
  61. 側近達・上2019年09月08日
  62. 側近達・中2019年09月08日
  63. 側近達・下2019年09月08日
  64. 不吉な予感・上2019年09月09日
  65. 不吉な予感・下2019年09月09日
  66. 在京雑掌・上2019年09月11日
  67. 在京雑掌・下2019年09月11日
  68. 嫁入り・上2019年09月12日
  69. 嫁入り・中2019年09月12日
  70. 嫁入り・下2019年09月12日
  71. 若子の憂鬱・上2019年09月16日
  72. 若子の憂鬱・中2019年09月16日
  73. 若子の憂鬱・下2019年09月16日
  74. 京での主従・上2019年09月17日
  75. 京での主従・中2019年09月16日
  76. 京での主従・下2019年09月16日
  77. 凶星2019年09月17日
  78. 「赤松再興軍」・上2019年09月16日
  79. 「赤松再興軍」・中2019年09月16日
  80. 「赤松再興軍」・下2019年09月16日
  81. 悩める「英主」・上2019年09月19日
  82. 悩める「英主」・中2019年09月16日
  83. 悩める「英主」・下2019年09月16日
  84. 友のためならば・上2019年09月19日
  85. 友のためならば・中2019年09月19日
  86. 友のためならば・下2019年09月19日
  87. 最後の日々2019年09月19日
  88. 義兄弟・上2019年09月19日
  89. 義兄弟・中2019年09月19日
  90. 義兄弟・下2019年09月19日
  91. 出奔・上2019年09月22日
  92. 出奔・中2019年09月22日
  93. 出奔・下2019年09月22日
  94. 置き手紙・上2019年09月22日
  95. 置き手紙・下2019年09月22日
  96. 「大悪人」・一2019年09月23日
  97. 「大悪人」・二2019年09月22日
  98. 「大悪人」・三2019年09月22日
  99. 「大悪人」・四2019年09月22日
  100. 「大悪人」・五2019年09月22日
  101. 面倒な居候2019年09月24日
  102. お人好し連合・上2019年09月25日
  103. お人好し連合・中2019年09月28日
  104. お人好し連合・下2019年09月28日
  105. その前夜・上2019年09月23日
  106. その前夜・中2019年09月25日
  107. その前夜・下2019年09月24日
  108. 鬼瓦2019年09月28日
  109. 政変・一2019年09月27日
  110. 政変・二2019年09月27日
  111. 政変・三2019年09月28日
  112. 政変・四2019年09月28日
  113. 政変・五2019年09月28日
  114. 政変・六2019年09月27日
  115. 虜囚・上2019年09月29日
  116. 虜囚・下2019年09月28日
  117. 父からの遺言・上2019年09月27日
  118. 父からの遺言・下2019年09月29日
  119. 脱出・上2019年10月01日
  120. 脱出・中2019年10月01日
  121. 脱出・下2019年10月01日
  122. 妹の帰還・上2019年10月01日
  123. 妹の帰還・中2019年10月01日
  124. 妹の帰還・下2019年10月01日
  125. 事の顛末・上2019年10月01日
  126. 事の顛末・下2019年09月30日
  127. 出家・一2019年09月30日
  128. 出家・二2019年10月01日
  129. 出家・三2019年10月01日
  130. 出家・四2019年09月30日
  131. 別れ2019年10月01日
  132. 帰国後のあれこれ・一2019年10月06日
  133. 帰国後のあれこれ・二2019年10月06日
  134. 帰国後のあれこれ・三2019年10月06日
  135. 帰国後のあれこれ・四2019年10月06日
  136. 京からの便り2019年10月06日
  137. 行方知れず・上2019年10月06日
  138. 行方知れず・下2019年10月05日
  139. 忠臣の遺児・一2019年10月08日
  140. 忠臣の遺児・二2019年10月07日
  141. 忠臣の遺児・三2019年10月07日
  142. 忠臣の遺児・四2019年10月07日
  143. 越中公方・一2019年10月07日
  144. 越中公方・二2019年10月07日
  145. 越中公方・三2019年10月07日
  146. 越中公方・四2019年10月07日
  147. 婚約・上2019年10月12日
  148. 婚約・中2019年10月12日
  149. 婚約・下2019年10月12日
  150. 疑惑・上2019年10月12日
  151. 疑惑・中2019年10月12日
  152. 疑惑・下2019年10月12日
  153. 「初夜」・一2019年10月12日
  154. 「初夜」・二2019年10月12日
  155. 「初夜」・三2019年10月12日
  156. 「初夜」・四2019年10月12日
  157. 弟たち・一2019年10月15日
  158. 弟たち・二2019年10月16日
  159. 弟たち・三2019年10月16日
  160. 弟たち・四2019年10月16日
  161. 喪失と再生・一2019年10月16日
  162. 喪失と再生・二2019年10月16日
  163. 喪失と再生・三2019年10月16日
  164. 喪失と再生・四2019年10月16日
  165. 冬月・一2019年10月16日
  166. 冬月・二2019年10月15日
  167. 冬月・三2019年10月15日
  168. 冬月・四2019年10月15日
  169. 冬月・五2019年10月15日
  170. 紀伊国にて・一2019年10月18日
  171. 紀伊国にて・二2019年10月19日
  172. 紀伊国にて・三2019年10月18日
  173. 紀伊国にて・四2019年11月14日
  174. 紀伊国にて・五2019年10月18日
  175. 名家の盛衰・一2019年10月21日
  176. 名家の盛衰・二2019年10月21日
  177. 名家の盛衰・三2019年10月19日
  178. 名家の盛衰・四2019年10月19日
  179. 名家の盛衰・五2019年10月21日
  180. 名家の盛衰・六(おまけ)※後半逆恨み注意報。飛ばしてもOKのふざけた回2019年10月19日
  181. 半将軍2019年10月21日
  182. 大内軍旗・一2019年10月22日
  183. 大内軍旗・二2019年10月22日
  184. 大内軍旗・三2019年10月22日
  185. 大内軍旗・四2019年10月22日
  186. 秋の風・上2019年10月20日
  187. 秋の風・中2019年10月20日
  188. 秋の風・下2019年10月20日
  189. 水杯・上2019年10月22日
  190. 水杯・下2019年10月21日
  191. 『不滅の恋人』・上2019年10月21日
  192. 『不滅の恋人』・下2019年10月21日
  193. 傀儡・上2019年10月31日
  194. 傀儡・下2019年10月23日
  195. 取引・上2019年10月21日
  196. 取引・中2019年10月23日
  197. 取引・下2019年10月23日
  198. 束の間の平穏・一2019年10月23日
  199. 束の間の平穏・二2019年10月23日
  200. 束の間の平穏・三2019年10月23日
  201. 束の間の平穏・四2019年10月23日
  202. 忠義の証・一2019年10月26日
  203. 忠義の証・二2019年10月26日
  204. 忠義の証・三2019年10月27日
  205. 忠義の証・四2019年10月26日
  206. 京からの使者・上2019年10月26日
  207. 京からの使者・中2019年10月26日
  208. 京からの使者・下2019年10月26日
  209. 招かれざる客・一2019年10月26日
  210. 招かれざる客・二2019年10月25日
  211. 招かれざる客・三2019年10月25日
  212. 招かれざる客・四2019年10月26日
  213. 招かれざる客・五2019年10月26日
  214. 埋み火・一2019年10月27日
  215. 埋み火・二2019年10月27日
  216. 埋み火・三2019年10月27日
  217. 埋み火・四2019年10月27日
  218. 再会・一2019年10月28日
  219. 再会・二2019年10月30日
  220. 再会・三2019年10月28日
  221. 再会・四2019年10月28日
  222. 再会・五2019年10月30日
  223. 再会・六2019年10月30日
  224. 父の思い・一2019年10月30日
  225. 父の思い・二2019年10月30日
  226. 父の思い・三2019年10月30日
  227. 父の思い・四2019年10月30日
  228. 父の思い・五2019年11月01日
  229. 父の思い・六2019年10月30日
  230. 父の思い・七2019年10月30日
  231. 父の思い・八2019年10月31日
  232. 兄弟相克・一2019年11月04日
  233. 兄弟相克・二2019年11月03日
  234. 兄弟相克・三2019年11月04日
  235. 兄弟相克・四2019年11月03日
  236. 兄弟相克・五2019年11月04日
  237. 兄弟相克・六2019年11月04日
  238. 「旭将軍」・上2019年11月03日
  239. 「旭将軍」・下2019年11月06日
  240. 喧嘩両成敗・一2019年11月07日
  241. 喧嘩両成敗・二2019年11月07日
  242. 喧嘩両成敗・三2019年11月07日
  243. 喧嘩両成敗・四2019年11月08日
  244. 喧嘩両成敗・五2019年11月08日
  245. 姫山・上2019年11月08日
  246. 姫山・下2019年11月08日
  247. 弟よ・一2019年11月08日
  248. 弟よ・二2019年11月08日
  249. 弟よ・三2019年11月08日
  250. 弟よ・四2019年11月08日
  251. 弟よ・五2019年11月08日
  252. 弟よ・六2019年11月08日
  253. 弟よ・七2019年11月08日
  254. 出陣・一2019年11月08日
  255. 出陣・二2019年11月08日
  256. 出陣・三2019年11月08日
  257. 出陣・四2019年11月08日
  258. 出陣・五2019年11月08日
  259. 流れ星・一2019年11月10日
  260. 流れ星・二2019年11月10日
  261. 流れ星・三2019年11月10日
  262. 火葬・一2019年11月11日
  263. 火葬・二2019年11月12日
  264. 火葬・三2019年11月11日
  265. 火葬・四2019年11月11日
  266. 涙雨・一2019年11月13日
  267. 涙雨・二2019年11月11日
  268. 涙雨・三2019年11月13日
  269. 涙雨・四2019年11月13日
  270. 涙雨・五2019年11月11日
  271. 狂気の惨劇・一2019年11月15日
  272. 狂気の惨劇・二2019年11月15日
  273. 狂気の惨劇・三2019年11月15日
  274. 狂気の惨劇・四2019年11月15日
  275. 狂気の惨劇・五2019年11月15日
  276. 狂気の惨劇・六2019年11月15日
  277. 狂気の惨劇・七2019年11月15日
  278. 狂気の惨劇・八2019年11月15日
  279. 狂気の惨劇・九2019年11月15日
  280. 妻の思い・一2019年11月16日
  281. 妻の思い・二2019年11月16日
  282. 妻の思い・三2019年11月16日
  283. 妻の思い・四2019年11月15日
  284. 幼馴染み2019年11月16日
  285. 姉と弟・一2019年11月16日
  286. 姉と弟・二2019年11月16日
  287. 姉と弟・三2019年11月15日
  288. 姉と弟・四2019年11月15日
  289. 姉と弟・五2019年11月15日
  290. 西国便り・一2019年11月19日
  291. 西国便り・二2019年11月19日
  292. 西国便り・三2019年11月20日
  293. 西国便り・四2019年11月20日
  294. 西国便り・五2019年11月20日
  295. 西国便り・六2019年11月20日
  296. 西国便り・七2019年11月20日
  297. 西国便り・八2019年11月17日
  298. 鎮魂・一2019年11月20日
  299. 鎮魂・二2019年11月20日
  300. 鎮魂・三2019年11月18日
  301. 鎮魂・四2019年11月21日
  302. 鎮魂・五2019年11月21日
  303. 鎮魂・六2019年11月21日
  304. 鎮魂・七2019年11月21日
  305. 鎮魂・八2019年11月21日
  306. 鎮魂・九2019年11月21日
  307. 真相・一2019年11月21日
  308. 真相・二2019年11月19日
  309. 真相・三2019年11月19日
  310. 真相・四2019年11月21日
  311. 真相・五2019年11月21日
  312. 夫婦とは・一2019年11月24日
  313. 夫婦とは・二2019年11月24日
  314. 夫婦とは・三2019年11月24日
  315. 夫婦とは・四2019年11月25日
  316. 夫婦とは・五2019年11月24日
  317. 夫婦とは・六2019年11月23日
  318. 夫婦とは・七2019年11月23日
  319. 告白・一2019年11月25日
  320. 告白・二2019年11月25日
  321. 告白・三2019年11月25日
  322. 告白・四2019年11月25日
  323. 告白・五2019年11月25日
  324. 瑠璃光寺にて・一2019年11月27日
  325. 瑠璃光寺にて・二2019年11月27日
  326. 瑠璃光寺にて・三2019年11月26日
  327. 瑠璃光寺にて・四2019年11月26日
  328. 瑠璃光寺にて・五2019年11月27日
  329. 遁世・一2019年11月27日
  330. 遁世・二2019年11月27日
  331. 遁世・三2019年11月28日
  332. 遁世・四2019年11月26日
  333. 遁世・五2019年11月26日
  334. 父の死・一2019年11月27日
  335. 父の死・二2019年11月27日
  336. 父の死・三2019年11月26日
  337. 父の死・四2019年11月26日
  338. 永久の別れ・一2019年12月04日
  339. 永久の別れ・二2019年12月04日
  340. 永久の別れ・三2019年12月04日
  341. 永久の別れ・四2019年12月05日
  342. 永久の別れ・五2019年12月04日
  343. 永久の別れ・六2019年12月04日
  344. 参考文献(第一部)~整理中~2019年12月04日
  345. 捏造正誤表(第一部)※ネタバレ注意・其の壱2019年12月04日
  346. 捏造正誤表(第一部)※ネタバレ注意・其の弐2019年12月04日
  347. 第二部

  348. 始動・上2019年12月14日
  349. 始動・下2019年12月13日
  350. 懐妊・上2019年12月13日
  351. 懐妊・中2019年12月13日
  352. 懐妊・下2019年12月13日
  353. 遭難・一2019年12月15日
  354. 遭難・二2019年12月13日
  355. 遭難・三2019年12月15日
  356. 遭難・四2019年12月13日
  357. 遭難・五2019年12月13日
  358. 最強の主従・一2019年12月13日
  359. 最強の主従・二2019年12月13日
  360. 最強の主従・三2019年12月15日
  361. 最強の主従・四2019年12月13日
  362. 九州の火種・一2020年01月14日
  363. 九州の火種・二2020年01月14日
  364. 九州の火種・三2020年01月14日
  365. 九州の火種・四2020年01月14日
  366. 時いたりぬ・一2020年01月14日
  367. 時いたりぬ・二2020年01月16日
  368. 時いたりぬ・三2020年01月16日
  369. 時いたりぬ・四2020年01月16日

登場人物

大内義興(おおうちよしおき)

大内家三十代当主。通称、次郎、新介。幼名、亀童丸。父は応仁の乱で活躍した大内政弘、母は畠山家の養女。周防、長門、筑前、豊前、山城ほか7カ国の守護。

下向した元・将軍義材の復職を助け、共に上洛し相伴衆として幕閣の一員となる。しかし、あくまでも将軍家の家臣として生涯を終え、後の織田なにがし、豊臣なにがしのように自ら天下人に就こうという意思はなかった。あくまでも、天下ではなく、天下人=将軍に近い(親しい)人であった。

一言:

その義理堅く忠義なお人柄にアホな歴女は熱を入れあげて卒倒する。後に『捏造大名家の野望』という永遠に終わらない荒唐無稽なバカ話に出てくる捏造大名・有川家の当主昌興は恐らく、このお方がモデルである。本当はこのインチキな人物で評伝を書くはずが、何の因果で史実人物で書き始めたのか。永遠の謎である。どうやら、周防・長門は強固にして盤若な地盤すぎて、「捏造大名家」はたとえゲームだからと言って適当に捏造することが憚られたため(所謂国人衆林立状態の安芸や石見とは違うのである)、あの話は嘘過ぎて続きが書けなくなった……。要するに史書を読みすぎた故に発生した弊害です。

※アイコンはロン様。これ以上ないくらいイメージ通り※

陶武護(すえたけもり)

生没年不詳。正確なところはなにもわからない=勝手に想像できる、はずはないのだが、勝手に「創造」した。勿論、元ネタはある。偉い歴史学者の先生方の仮説・推測の幾つかを都合のいいように組み合わせた。但し、一つだけ誤りのない事実がある。この人は、陶興房(史実的にかなり詳細が分かっている)の兄であり、つまり、その息子隆房、これで分からない人は、厳島の戦いで毛利元就に敗れた陶晴賢と言えば多少聞いたことがあるはず、の伯父である。

一言:

限りなくいい加減に書き手の意見を代弁させている。ゆえに、信じられないほど現代的思考感覚で動いているものと思われる。これも、どこかで『捏造大名家……』の山田こと鷲塚昭彦からなにがしかのレクチャーを受けた可能性を否定できない。ついでにゲーム機ももらえたら、足利家なんか速攻で潰し、吉見家と細川家は絶滅に追い込んだはず。史実というのは本当につまらない。

※アイコンはロン様です。うう、お美しい……※

大内政弘(おおうちまさひろ)

義興の父。

大内家二十九代当主。父は大内教弘、母は山名宗全の養女。周防、長門、筑前、豊前の守護。相伴衆。

応仁の乱において西軍の主要な人物として活躍するも、最終的には官職を安堵されることを条件に降伏を受け入れた。武人として優秀であっただけでなく、歌人としても著名であった。まさに文武両道の名将。

一言:

大内家歴代当主の中で二番目くらいに愛しているお方です。一番目は言わずとも結構、ですよね? ネタバレ注意報なので伏せますが、作中での性格設定には胸が痛みました。まあ、様々な映画やアニメの中で常に悪者を愛してしまうわたくしではございますが……。この方は絶対に悪者ではないはずですから。完全なる捏造ですね、これ。でも、そういう「仮説」を広めた歴史の先生も悪いよ。

※アイコンはロン様※


今小路殿(いまこうじどの)

義興の母。能登畠山家の養女として大内政弘に嫁いだ。

一言:やはり女性であるため、名前すら分らないんですね。しかし、政弘さまとの結婚は「再婚」であったようで、初婚の夫とは死別した模様です。一種の政略結婚ととれなくもないのですが、京でも評判の美女であったとか。再婚の娘で、しかも歳も二十歳を過ぎていたのですから、かなり熱を上げないと受け入れがたいでしょうね。ということで、絶世の美女であることに一票。

※アイコンはロン様。イケメンの母は当然絶世の美女。麗しい……※


東向殿(ひがしむきどの)

義興の正室。父は長門守護代・内藤弘矩。嫡男・義隆の生母。

かなり年上、という事以外、婚礼をあげた年月すら不明。

一言:

作中では「篠(しの)」。

歴史学者の先生方は、きちんと史料が残っていないことについては、断言するのを避けます。

女性の場合は名前すら史料にない。誰それの女(娘)のごとく記されているだけです。

しかし、名前もない上に、歳も分らないでは困るので、適当に名前と年齢を設定。

優秀過ぎる義興様から何故に間抜け殿(『捏造大名家の野望』参照のこと)が生まれ出てきたのか、という謎については、歴史学者の先生方もおおいに悩んでおられるようで。多分母親に似たのであろう、というあまりにもいい加減な仮説がまことしやかに流れていることに呆然。

確かに「遺伝」ってこともあるでしょうけど、性格形成その他は、成長した環境によるところが大きいと思うので、たぶん両親にあまりにも大切に育てられすぎたのではないかな? なんて考えます。

※アイコンはロン様※

足利義材(あしかがよしき)

室町幕府第十代将軍。父は八代将軍義政の弟・義視。母は義政の正室・日野富子の妹。

応仁の乱の後、父義視とともに、美濃国へ下向。若くして病死した九代将軍義尚に子がなかったため、義政や富子らの後援で将軍職に就く。義材→義尹(よしただ)→義稙(よしたね)と名前だけでも三回も変わるほどの波乱に満ちた人生を送る。

義興の生涯において、縁浅からぬ人物。

一言:

将軍様というのは取り巻きも含めて、本当に奇人変人だらけ。この人もまあ、そうだろう。しかし、様々な問題を抱えつつ、どの人も何故か憎めなかったりする。だが……この人に対してだけはマジで腹が立ってしまったわたくし……史料見て号泣です(義興様がお気の毒すぎて……)。

ま、毛利家じゃないから許してあ・げ・る。

どんな悪さをしたのかはネタバレ注意報なので、今は内緒です。

ちなみに、ロン様のイラストが可愛らし過ぎて、作中イメージがかなり変わりました。イラストレーターさんと物書きとの最高のコラボになってます♡

この場を借りて御礼申し上げます。いつも、本当にありがとうございます。

※アイコンはロン様※

畠山尚順(はたけやまひさのぶ)

畠山政長の嫡男。明応の政変後、細川政元に陥れられて自害した父の跡を継ぐ。足利義材の将軍復職を助けるため、また、応仁の乱から続く両畠山家の相続争いに決着をつけるために奮闘し、義材の将軍職復帰後はその重臣の一人となった。

一言:お名前は出てきますが、人となりについての史料がまるでありません。どうせなら醜男よりイケメンが良いので、殊更に書いてはいませんが、美男である設定に。名家の嫡男から突如何もかも失うことになるという悲劇に果敢に立ち向かったのですから、人となりもそこそこ優秀でなくては。という願望に基づいて捏造されております。

※アイコンはロン様♡ カッコ良すぎるのでもっと活躍させます。このイメージで全国区に※

畠山澪(はたけやまみお)

尚順の妹。義興に嫁ぐ。

一言:義興さまに嫁いだのは、妹とも娘とも言われ、正直はっきりしません。史料じたいがまるでない状態。義材の復職後、尚順と義興さまとはほぼ同年齢で、30代前半。この頃に嫁いだとみられるので、娘、妹、どちらもありそうですが、もっとも信頼している種本で「妹」とあったので、妹ということに。そして、東向殿とは対照的な快活な美女という設定にしてみました。

名前は勿論仮名。絶世の美女で、武護さまとも縁があったというご都合主義の捏造品です。

※アイコンはロン様。美女もお手の物※

細川政元(ほそかわまさもと)

細川京兆家当主。明応の政変を起こし、将軍の首のすげ替えを行い、幕政を牛耳ったため、「半将軍」と呼ばれるほどの権勢を誇った。修験道に懲り、生涯妻を娶らなかったため、家督相続問題が勃発し、悲惨な最期を迎える(ネタバレ防止のためここまで)

一言:史料の類いを見ても相当な奇人変人扱いとなっているケースがあるのですが、最近ではそこまで怪しすぎる人物ではなかったという評価もあるようで。しかし、どんな話にも悪役は付き物。こと大内家からみたら、細川家は仇敵ですから、まあ、パルパティーンみたいなもんかな……。しかし、実際には、細川家の当主は代々文化人であり、貴公子である、といったイメージもありますわな。まあ、変な修行に凝っていたあたりから、ちょっとそのルートからは逸脱している気がしますが……

※アイコンはロン様。悪役すらもイケメン♡ 意外にお若いのですよ。おっさんイメージになっていたら、作者の書き方が悪い。ホンモノはアイコン通りのイメージです※

陶興房(すえおきふさ)

陶弘護の息子、武護の弟。大内家の同族一門・陶家の当主。周防の守護代。義興配下の被官筆頭。文武に秀でた名将であり、また、義理堅く、情に厚いという非の打ち所のないお方……溜息しかない。

一言:

さてさて、いよいよ真打ち登場。って思ったら、まだお父上です、お父上。しかしですね、東向殿のところで、なにゆえにここまで優秀な義興様からあのような間抜け殿が……って書きましたが、なにゆえこのようなお父上から後の陶様(隆房)生まれちゃったかな……と思うのですよ。このお父上は死の間際まで、将来息子がお家に仇なすことになるのでは? と危ぶんでいたらしく……。

ネタバレもなにも、結局大内家で一番有名なのは実は陶様なわけなので、ここが終着点か、と皆様もご存じの人物がいよいよ、ですね。さて。あれだけ、書き連ねた武護様ではなくして、史実的には、家臣筆頭はこのお方なんですよ。運命というものは何ともはや……。しかし、それこそ、完璧すぎる主従ですよね。あああ、天下取って欲しかった。合掌。

※アイコンはロン様です。やはりイケメンの弟はイケメン、イケメンの父上はイケメン※

足利義澄(あしかがよしずみ)※現段階では「義髙」

室町幕府十一代将軍。先々代、足利義尚の従弟。堀越公方・足利政知の次男。京・天龍寺で出家していたが、細川政元の手で還俗させられ、将軍職に。幼いといっても、十代にはなっており、物心ついていたから、傀儡という地位も理解できたのだろう。成長した後はそれに反発し、政元と対立。やがては、将軍職復帰を狙う義材と永遠のライバルに。

一言:何気にあまり怪しげな噂の少ないお方。それなりに悲劇の貴公子ととれなくもない(『血筋』的にね)。しかし、政元との対立では我儘勝手ぶりも見せたし、どう評価したら良いものか悩みますね。

※アイコンはロン様。な、なんとこんな美少年……今後沢山登場させたい……※


※ご注意とお願い※

作中全ての画像はロン様にお願いして一枚一枚丁寧に仕上げて頂いております。きちんとお取引をした上で、精魂込めて描いたくださったものですので、無断転載は断固お断りします。個人で楽しむためのダウンロードも禁止です。そんなに見たかったらイラスト見るために、何度もここへいらして下さい。駄文など読まずともかまわないですから。

ファンレター

ほっこり

気の休まるイラストですね。 動きも感じて良い雰囲気。

「不吉な予感・下」まで拝読

 将軍の義材や細川政元の登場で、本作が、応仁の乱で主役だった人たちの次の世代が活躍する物語なんだな~……との思いを強くしました。戦国の幕開けに於いて天下に王手を掛けた2人、大内義興と細川政元が正面からぶつかる歴史も見てみたかった気がします。

「蠢動・下」まで拝読

 応仁の乱勃発以後の政治情勢が分かりやすく解説されていて、面白いです。実際、ここまで乱脈を極めた室町幕府の体制を一時的にではあっても束ねてみせたのが大内義興様なんですよね。彼はやっぱり、一代の英雄だなぁ……何故、大河ドラマで取り上げられないのか(涙)?  そして、夢見る行き遅れ(笑)の少女、篠ちゃん。本当に少女漫画の主人公みたいですね。

「緑髪将軍」まで拝読

 互いを大事にしながらも、思いがすれ違っていく義興と武護の関係が切ないですね……。  そして足利義尚……個人的にはけっこう気になる歴史上の人物です。彼が長命していれば、室町幕府、ひいては日本の歴史も変わっていたかも、とか考えちゃいます。

「神託」まで拝読。

 おお~、陶弘護暗殺事件の真相は……?  亀童丸と武護の関係も複雑になっていきますね。主従にして親友にしてライバル、そして……。2人が平和な時代に生きていたらな~と思わずにはいられません。

>東郷さま

いつもありがとうございます。お返事遅くなりました事、お詫び申し上げます_(._.)_ 歴史に詳しい方がお読みになると、え!? となって、蹴倒されること必定ですので、どうか、あまり真剣にご覧になられませぬよう(←ワープロソフトで『二重敬語』って出てます……文章力目茶苦茶なのでお許しを(T_T))。とてつもなく、偏った見方になっているはずですので、大内ばかりが良いとこ取りみたいになっていたとしたら、嘘ではないにしてもかなりインチキです(多分)。 ただし、山口=毛利と思っておられる方が大多 ... 続きを見る

>紫雀さま

お返事おそくなりまして、すみません_(._.)_ いつも本当にありがとうございます。 仕事の合間にやっているので、時間が取れなくて、すっかりご無沙汰になってしまい、申し訳ありません……。 ダサ過ぎるタイトルに合わせ、冬が来るまでに何とか終わらせようと、これだけに集中しております……。 また、こちらからも拝読にあがりますので、暫しお待ち下さいませ。 いやいや、筆力ゼロですよ(T_T) でも、いつも温かいお言葉を頂戴し、本当にありがとうございます。 エタることだけはないようにと思っ ... 続きを見る

「応仁の乱」まで拝読

 室町幕府のグダグダっぷりが凄いですね。しかしこうやって見ると、大内家は間違いなく室町時代の主役の1人(?)だったんだな~と思いました。時代の要所要所で活躍していますね。大事な場面では必ず顔を出している……。将軍義教暗殺の場にも居合わせていたとは、知りませんでした。勉強になります。  亀童丸と武護の考え方の違いが、興味深い……今後の展開に影響しそうな予感。

「瑠璃色の風」まで拝読

 それほど大内家の歴史には詳しくない(京都での活躍くらいしか知らないのです)ので、興味深く読みました。  有能な家臣は、それだけ油断がならない……これが、戦国の定めなんですね。  陶弘護刺殺事件の背後には、いろいろな思惑があったみたいですね。  大内と陶の関係には、ちょっと宿命的なものを感じます。血脈の縁というか、呪縛というか。結末が結末だけに。  亀童丸と鶴寿丸の行く末は、どうなっていくんでしょうか……? 続きが気になります。

篠と花の心情

ものすごくリアルで自分も陶様から文を頂いた気持ちになって読んでいます。 心理描写、情景描写がすごくうまいなぁ。ドキドキしますね。(*^。^*)

小説情報

秋風清々(第二部開始・登場人物追加)

市杵紗江  harukata_35

執筆状況
連載中
エピソード
367話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
大内義興, 陶武護, 大内政弘, 陶弘護, 大内家, 細川政元, 陶興房, 室町幕府, 畠山尚順, 足利義材
総文字数
603,176文字
公開日
2019年08月06日 13:56
最終更新日
2020年01月16日 23:33
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