豆腐の口は花腐の門

[歴史]

2

1,347

0件のファンレター

江戸時代中期、主人公の女の子「小豆花」の生家ではいつも花が咲き狂い、その花びらは丁寧に摘み取られ、きれいな水に浸けられていた。
豆腐とほとんど同じ製法だが、特別な育て方をした花で作る食べ物「花腐」。
水飴よりも甘く美味く、一口食べれば十年寿命が延びると評判の、花腐の製法は小豆花の一族にしか伝わっていないものだった。
小豆花は将来、花腐職人となり跡を継ぐため、花腐作りの入門として父に豆腐作りを習いながら、両親や妹と共に幸せに暮らしていた。
そんなある日、大火が江戸の町を襲う。両親は行方不明となり、家は焼け落ちる。
花が残っていない場所で、小豆花は妹を食わせていくため、いつか再び花腐を作るため、豆腐料理店を開いた。
「豆腐の口は花腐の門」現代に残っていない食べ物「花腐」にまつわる繁盛伝奇。

目次

完結 全2話

2021年08月31日 01:47 更新

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

ファンレターはありません

小説情報

豆腐の口は花腐の門

小早敷彰良  kobayak

執筆状況
完結
エピソード
2話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
青い鳥プロット大賞, プロット, 架空歴史, 繁盛記, 食べ物, 美食, 江戸時代, 江戸っ子, 伝奇
総文字数
1,371文字
公開日
2021年08月31日 01:35
最終更新日
2021年08月31日 01:47
ファンレター数
0