散楽わざおぎが、平安京を走り回って鬼を探したり捕まえたりする和風ファンタジー。

京の町では、陰陽師ばかりが犬に喰われるという事件が続いていた。
そんな折に京へ上ってきた、流れ者の直人(ただひと)。
早々に強盗に襲われかけている女に出くわし、助けようとしたものの、めっぽう強い彼女に何故か反対に直人が捕まってしまい…
鬼を探すわざおぎと、鬼から逃げる陰陽師と、鬼なんか信用していない検非違使の話。

※歴史上の人物は出てきませんので、昔の京都なんだなという認識でokです
　古典ネタを色々入れましたので知識人はニヤニヤしてください
　宮廷や貴族が全然出てきませんので、むしろ平安時代ガチ勢歓迎
※時代物なので漢字が多めで若干古い言い回しが多いので、やや上級者向けかも
※若干のグロ表現や、見た目がホラーなものが出てきますのでご注意ください
※須賀琉名義で連載していた「蒼穹の下」のリメイクなので盗作ではありません