砂の苗

作者 主道 学

 溶かされた氷塊の海。真っ赤な日差しで照らされた錆びた鉄の街。所々にある街の建物に取り付けられた鋼鉄の風車が今にも暴れ足りない風を受けて回っている。
 この街には老人が一人だけ住んでいた。
 なんでも、よぼよぼの齢90だそうだ。
 他のみんなは、すでにこの街はもう駄目だと言って去って行った。
 老人だけが、たった一人この街に残っていた。

目次

完結 全2話

2020年05月25日 17:46 更新

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小説情報

執筆状況
完結
エピソード
2話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
老人と少女, 畑, 街
総文字数
1,488文字
公開日
2020年05月25日 17:43
最終更新日
2020年05月25日 17:46
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