聖騎士にして伝道士フラスカと、ラ・メトリの時計術
アトラス国教会の自他ともに認めるエリート伝道士であるフラスカは、隣国にして敵国であるラ・メトリ帝国に固有の神秘敵職業である「時計術師」に関する実地調査を命じられる。
教会の協力を得て都へ潜り込み、部下のジ・ジェクと伴に事にあたるが、日々調査を重ねても時計術とそのギルドが隠している秘密の正体は一向に見えてこない。
しかもこの不可思議な団体は、だんだんとフラスカが培ってきた常識を追い詰め始めるのだった。
この世に物語的情景の意味を問う、衒学的かつ現象学的な小説。
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