カ・サ・サ・ギ ~理科室に刻まれた想い~

作者 涼月

[現代ドラマ・社会派]

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 中学二年生の鵲聖也(かささぎせいや)は理科室の実験台に、自分の苗字らしき傷を見つける。
それは本当に彼のことを指していたのか。それともただの傷なのか。

 その傷に気づいた生徒が他に三人いた。
 友人の大沢和成(おおさわかずなり)。
 同じ班の高橋夏美(たかはしなつみ)と稲生真紀(いなせまき)。
 彼らの胸にも、波紋を投げかけていくことになる。

 理科教師のダラセンこと設楽真(しだらまこと)先生が語る言葉。
 そして真相が明るみになる日は来るのか……

 群像劇のような仕立てになっております。
 
 全7話ですが、一話辺りは短いです。総文字数6000字ほどです。

登場人物

鵲聖也《かささぎせいや》

 両親の離婚により母方の故郷へ転校してきた。鵲の苗字にようやく慣れてきたところ。

 

大沢和成《おおさわかずなり》

 明るくてお調子者を演じているが、中身は繊細な男の子。

高橋夏美《たかはしなつみ》

 正義感の強い女の子。聖也のことが好きだけれど自分に自信がなくて告白できない。


稲生真紀《いなせまき》

 大人しくて目を合わせて会話をするのが苦手。聖也のことを密かに想っている。

設楽真《しだらまこと》 仇名 ダラセン

 担任の先生。いい加減な雰囲気だが、子どもたちのことをよく見ている。

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小説情報

カ・サ・サ・ギ ~理科室に刻まれた想い~

涼月  TUKUYOMI

執筆状況
完結
エピソード
7話
種類
一般小説
ジャンル
現代ドラマ・社会派
タグ
誰にも言えない恋, 群像劇, 悩み, 純愛, 青春
総文字数
6,234文字
公開日
2023年06月06日 12:35
最終更新日
2023年06月07日 20:00
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