あの日の空に帰りたい

[現代ドラマ・社会派]

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行き遅れ、死に損ない。
あの日、私も死ぬべきだった。みんなと一緒に。
広島。
家族も親戚も、あの街にいた数少ない親しい人たち。
私だけが生き残った。

故郷を離れ、遠い親戚を頼っての生活。
長い闘病の果て。
決して治ることのない病に冒され、ただ静かにかつて共にあった人々の元へと戻れる日を待ち続けた翠の物語。

(※)この物語は歴史的事実に基づいたフィクションです。作品内に登場する団体名・人物名等は実際に存在するものと一切関係がありません。

※ このお話は、novelist.jp、アルファポリスにも公開しています。
Copyright©2019-Youka Izumieshi(泉絵師遙夏) All rights reserved.

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ファンレター

甘抹らあ さま

大切に読んで下さって、何と申し上げてよいやら、本当にありがとうございます。 とても励みになります。

感動しました

 はじめまして。広島の物語ということで、気になって拝読しました。 「あの日」とその後のことについて、丁寧に描かれていて感動しました。当時の人々を過度に貶めたり、逆に美化したりといったことをせずに、淡々と事実を描いているような内容が、心に響きます。  あとがきで仰っていた通り、原爆や戦争についての物語に対しては、様々な意見が上がるものですよね……。個人的には、どんな意見にも、根底には、平和を望む共通の思いがあるのだろうと信じています。感情論的な話ですが、そこに希望があればいいな、と。 ... 続きを見る

松平眞之さま

ご感想をありがとうございます。 深く読んでくださって幸甚です。 私は何故か幼い頃から広島に特別な思いを持っていて、時期あるごとに調べてまいりました。 時代が移り変わるとき、そこに埋もれてしまうものが必ずあります。 私たち日本人は唯一の戦略核兵器の被害に遭ったことを忘れてはなりません。派手な演出の陰に涙する多くの人たちの声なき声を届けられたとしたら幸いです。 本当にありがとうございます。 短文にて失礼いたします。

方言が正確で胸に刺さりました。

 広島弁に京都弁と言った扱いの難しい方言が正確に使用されていて、その時々の情景が思い浮かび胸に突き刺さりました。自分は終戦間際の時期に纏わるものや、満州や清朝の愛新覚羅家、或いは日本王公族(李氏朝鮮の王族)についての小説を書いています。ちなみにアメリカ政府は表向き広島に集結した第2総軍の壊滅が原爆投下の理由であるとし、それは正当なものだったとする見解ですが、実際のところはルーズベルトから政権を譲り受けたトルーマンが日本との戦争に莫大な金を注ぎ込んだ成果を国民に示す為と、そして人体実験の2つの理由 ... 続きを見る

SARTRE6107 さま

参考文献にまで触れて下さって、本当にありがとうございます。 国は10年間も原爆後遺症の人を放置し、かつ今もまた原爆の直接間接の被害者はすでにいないという態度を崩していません。 調べていて、それが最も驚いたことでした。 いかなる戦争はもちろんそうですが、核兵器を含むすべての化学兵器、生物兵器は廃絶されねばなりません。 最後も出お読みいただき、本当にありがとうございます。

ありがとうございます。

参考文献も参照して頂きありがとうございます。 この作品はフィクションですが、生身の人間が体験したた記憶や記録はしっかりと残し、後世へと伝える事の大切さを教えてくれる作品でした。この作品に出会えてよかったです。

美辞麗句の裏で。

虚像の様な美辞麗句の裏で、過去の痛みに苦しむ人がいたのは忘れてはならないですね。 改めて社会と人間の本質に注目しないといけない気がします。

SARTRE6107 さま

いつも、ありがとうございます。 私も朝から平和式典をYouTube の生中継で見、哀悼を捧げました。 あの惨劇を二度と繰り返さぬために。

もうすぐ。

もうすぐ七十五年目の八月六日と九日が来ますね。 戦後生まれの人間の一人として、この作品を読ませて頂きます。

小説情報

あの日の空に帰りたい

泉絵師 遙夏  izumieshi

執筆状況
完結
エピソード
10話
種類
一般小説
ジャンル
現代ドラマ・社会派
タグ
私小説, 戦後, 広島, 原爆症, 残酷描写なし
総文字数
24,154文字
公開日
2020年05月01日 03:14
最終更新日
2020年08月07日 21:23
ファンレター数
9