伊藤とサトウ
幕末に来日したイギリス人外交官アーネスト・サトウと、後に初代総理大臣となる伊藤博文こと伊藤俊輔の活動を描いた物語です。終盤には坂本龍馬も登場します。概ね史実をもとに描いておりますが、小説ですからもちろんフィクションも含まれます。モットーは「目指せ、司馬遼太郎」です(笑)。
基本参考文献は萩原延壽先生の『遠い崖』(朝日新聞社)です。
もちろんサトウが書いた『A Diplomat in Japan』を坂田精一氏が日本語訳した『一外交官の見た明治維新』(岩波書店)も参考にしてますが、こちらは戦前に翻訳された『維新日本外交秘録』も同時に参考にしてます。さらに『図説アーネスト・サトウ』(有隣堂、横浜開港資料館編)も参考にしています。
他にもいくつかの史料をもとにしておりますが、明記するのは難しいので必要に応じて明記するようにします。そのまま引用する場合はもちろん本文の中に出典を書いておきます。最終回の巻末にまとめて百冊ほど参考資料を載せておきました。
小説を書くのは初めてなので至らない部分も多いと思いますが、小説執筆の作法やその他の点で間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
(※2021年3月13日、全面的に修正を加えました。また、この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」にも転載してます)
目次
完結 全34話
2023年03月02日 09:24 更新
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第一章・生麦騒動
- 第1話 俊輔とサトウ2021年03月13日
- 第2話 サトウ来日2021年06月10日
- 第3話 俊輔と来原2021年05月04日
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第二章・尊王攘夷
- 第4話 サトウ日本語を学ぶ2022年10月17日
- 第5話 武州金沢襲撃事件2021年04月15日
- 第6話 御殿山と塙次郎2021年03月15日
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第三章・横浜発
- 第7話 イギリス艦隊、横浜集結2021年04月15日
- 第8話 生きた器械2021年03月13日
- 第9話 賠償金問題、決着2021年03月13日
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第四章・イギリス
- 第10話 英を除く仏蘭米との下関砲撃戦2021年09月27日
- 第11話 薩英戦争2021年03月13日
- 第12話 長州ファイブ2021年04月15日
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第五章・出会い
- 第13話 姫島行き2021年03月13日
- 第14話 下関戦争2021年03月13日
- 第15話 宍戸刑馬(高杉)の下関談判2021年03月13日
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第六章・反転
- 第16話 長州、絶体絶命2021年03月16日
- 第17話 功山寺決起と桂小五郎の帰国2023年03月02日
- 第18話 薩長同盟とパークス来日2021年03月13日
- 第19話 条約勅許2021年03月16日
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第七章・二転三転
- 第20話 英国策論2021年03月13日
- 第21話 幕長戦争2021年03月13日
- 第22話 横浜大火と西国探索2021年03月15日
- 第23話 将軍慶喜、謁見2021年08月09日
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第八章・東奔西走
- 第24話 東海道中、例幣使事件2021年05月30日
- 第25話 北陸道と大津襲撃未遂2021年03月13日
- 第26話 フランスの使われ者2021年03月13日
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第九章・崩壊
- 第27話 龍馬とサトウと俊輔と2021年03月13日
- 第28話 坂本龍馬の死2021年03月13日
- 第29話 江戸薩摩藩邸焼き討ちと昇進問題2021年03月13日
- 第30話 鳥羽伏見の戦い2021年03月13日
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第十章・残り火
- 第31話 神戸事件2021年03月13日
- 第32話 堺事件2021年05月12日
- 第33話 最後の攘夷決戦2021年03月13日
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終章
- 第34話 エピローグ・明治2021年03月13日
登場人物
登場人物が未設定です
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