ファンレター一覧
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時間は関係なく大切な出会い
一生のうちのたった一瞬でも、人生にかかわるような大事な出会いになることはあるのですよね。 修吾にとって大切だった3日間が、康明にとってもそうであったのならいいなと、読了して思いました。
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腕も
いいお話ですね。病院では、お医者さんや看護師さんの優しさに救われ、また頭が下がります。もっとも、笑顔で優しくて人気のある町医者から、トンデモ処方をされたこともあり(後で他の病院の先生に指摘された)、やはりお医者さんは、頭が良くて勉強熱心で腕が良い方が一番だと思いました。ゴメンナサイ。
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幻想的な戦い
ファンレターを失礼いたします。「命短し挑めよ金魚へ」を拝読しました。テンポよく、しかし妖精の名に違わぬ幻想的な雰囲気を損なわない文体に心を奪われました。 そしてこのエンディングに残る期待感がたまりません。面白かったです。ありがとうございました。
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第68話
天海さん、こんばんは。第68話の美沙さん回を拝読しました。美沙さんが歩夢くんの邪魔をしないように、と思う気持ちがいじらしいですね。 そんな中でも仕事を始めとする世の中は着実に動いているんですよね。話の流れとは別に、そういうことを考えました。 さあ、どうする、歩夢くん!? 有り難うございました。
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タイトルが効いています
主人公の修吾くんはごく普通の16歳だけど、出来事の一つ一つを正面から受け止め、惑いながらも考える真面目な姿に好感が持てました。 「隣のベッドにいた康明と語り明かした」というシーンが好きです。目に浮かんでしまう。そして、康明くんが将来の夢を語っているところが泣かせる……。 病院独特の雰囲気や、時間の濃度、少年たちの病状の描写がリアルで説得力があります。(村山さん超得意分野ですね!) たった三日だけど、それは特別な三日間。とても読み応えのある作品でした。
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# No.080〜087
『087.【最後の人】』を読んだとき、筒井康隆『最後の喫煙者』を思い出した。その作品を思い出した、というのは、断筆宣言解除から最後の短編小説集になるだろう、という触れ込みの『カーテンコール』に至るまで、筒井康隆は仲間の作家がみんないなくなって「孤独」である、ということを一貫して描いてきていて、櫟さんのこの『087.【最後の人】』の喚起力で、ざーっといままで読んできた筒井作品を思い出してしまったのだった! 一捻りで終わらずふた捻り以上もすることがあるこの「54字の物語」だけど、「ふと思いつく身体 ... 続きを見る
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80〜87
相変わらず、考えさせられるものあり、笑えるものあり。クリープ(笑)87は、怖さもありますね。
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笑えて、ずしり
櫟茉莉花さま 「54字の物語」更新のたび、楽しく読んでいます。 54字にこれだけのものを詰め込むってすごい。 文字を使ったスポーツのように感じています。誰かと競うのではなく、自分のワザをストイックに磨いていくタイプのスポーツだな……と。 今回の更新分、めっちゃ笑えて、でも1篇1篇読み進めていくうちに、ズシンと重たい一撃が入ってきます。1篇1篇の仕上がりはもちろんですが、そんな構成もまた素晴らしいな……! と感じています。 次の更新も楽しみにしています。
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茉莉花さんのアンテナ
どうしてこんなに書き続けられるんだろう? ユニークな54字の物語を描き続ける茉莉花さんを見て、いつもそう思っていました。 結局アンテナの違いなのかな、と今回の作品を読んで改めて思いました。 茉莉花さんの感度抜群のアンテナに、この世界の様々な出来事、時には宇宙空間のものまで(?)すいすいっと捉えられてしまうのかもしれませんね… 時々、茉莉花さんは地球人を面白そうに観察している宇宙人なのかも、と思ってしまいます(*^^*)
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イメージは、スプーン?
佐久田さん、こんばんは。「なかゆびひめ」を拝読しました。 皆さんが書かれている通り、これぞ佐久田さん的な作品だなあ、と思います。主人公には劣等感と理知的な面があって、そんな彼女をポンッと押してくれるファンタジー的なキャラクター。この構図ですね。で、この二番手の造形、フリルはあったか怪しいですが、僕にはNHKアニメのあの小さなおばさんがぴったり来ました。うーん、いいなあ。 有り難うございました!
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ON INDIA 4話まで
正体シリーズは終わりましたが……半分、のところクウヤと一緒にセリフかぶりました(笑)割といつもシンクロ率高いです、クウヤと。 話半分……えっ、めっちゃ普通に全部信じちゃったけどよく考えたらシドめっちゃ怪しいし鵜呑みにしてはいけなかったかも、と私もクウヤと同じくなにを信じたらいいかわからず疑心暗鬼です(笑)でもクウヤも同じ状況に居てくれるので心強いですね! ホログラムの仕組み、夜のお店のエピソードが伏線になっていたんですね。 お宅は誰なんだよと言ってしまうクウヤも、ちょっと寂し気な陰りを見せ ... 続きを見る
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ON INDIA 3話まで
シドがやばすぎて…やばいですね!!(誉め言葉です)今までで一番凄惨な過去に、一番やばいやつじゃないですか…!? 艶めかしく、ドキドキしてしまう場面でした!! メリルとの約束をちゃんと守ってるクウヤ……偉い!! いや当たり前ですけど、でも偉い!! 腕と脚のホログラムの謎も解けましたね。胴体は彼女のもの、首と頭も彼女のものでしょうか? でもメリルはあくまで彼女の手足(使役されている身)なのですよね。 うう、シドウサギが可愛く思えなくなってしまった……!(涙)シドの執着が、対人間(生物)というより ... 続きを見る
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人もモノも
溝口さん、こんばんは。「飛び立った花嫁衣裳」を拝読しました。人とモノへの愛がすごく伝わります。 以前読ませていただいた「金メダルになった君へ」のお話とも通ずるものがあるように思いました。 良いお話を有り難うございました。
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生きているという些細な奇跡に
四阿さん、こんばんは。「フェリーとうみねこ」を拝読しました。陰鬱な気分をしっかり出しながらも文章のテンポがよく読み進め易い。こういうのをいい文章言うのだろうな、と思いました。おそらく十六歳頃に多くの人が通った心境や行動だと思うのですが、そこからの明るい方向へ進むちょっとした生命の喜び、というようなものもしっかりと感じることができました。有り難うございました。
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まきえさん、こんにちは
なにこれ、まきえさん、面白いんですけど。開発者の説教……(苦笑) 「大人」ときて、「探偵」ときて、あと「妖精」は? あ、こんなところにありました(笑) それから、「百合の〇〇負け」がどういうものかわからなくて、調べて「……なるほど……」となりました。 あ、あと、大谷選手は潔白なので(佐久田調べ)、まきえさん、元気出してください!
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まさしく16歳の物語
最初に読んだとき、「さすが羽庫さん、上手いなあ、文章もリズムがあって音楽みたいだ」と感嘆して。 そして今日、再読したら、いや、もう、胸が詰まってラスト涙ぐんじゃった。(マジです) 主人公の言う「人生は罠だらけ」は本当にその通り。あるきっかけで、沈み込んでしまった主人公は、その「負け感」を抱えながら日常を生きている。(わかる、私の高校時代みたい) でもサチの演奏を聞いて、主人公の心に鮮烈な光が注ぎ込まれるイメージの洪水!! 私もエモい、ひたむきに前を見て頑張っている若者は全員エモい。羽庫 ... 続きを見る
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120話~
村山さん、こんにちは、120話から読ませて頂きました。 やっぱりサイクリング、土手、野球… 惹かれます、こちらの描写。 122話の「お前、山田手作りクッキーを既に……」の吾郎にはなぜか微笑みました。 昭が近づいてくる、龍太に何か話しかける時、読んでいて緊張します。 意外だったのは河田さん。なんかいいですね、しっかりしてる。すっかり好きになりました。 129話、ちょっと涙ぐんだというか、かなり胸に来るものがありました、特に洋一郎の発言… 勇気に。 いい仲間というか、いい友達だな ... 続きを見る
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少女と女性の間
幽界から迷い出たような不思議な少年と少女の話。読みかけたら止められない魅力がありました。 この二人の絡み、特に最後の辺りで少年が入ってはいけない道に対して言及するところが印象的でした。 そして、なんだか第二次性徴を持て余している少女の、大人へ至る前の危うい美しさを感じました。そんな期間だからこそ見ることができた幻影だったのでしょうか。短いながらも、読み応えのある作品でした。
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「訳が分からないのが純文学」
ご拝読させていただきました。十六歳の話・・・・大体十六の人間が多いんですが、十六歳の猫という話題ではは初めて見ました。最後の作者と編集者との話で、訳の分からないのが純文学と言っていました。考えると純文学はホントに訳の分からないものです。例えばピカソの絵を私は最初に見た時、「訳の分からん絵だな」と思いました。これも芸術性というものなのです(多分)純文学というものは芸術性があり、文学の未解決問題です。長文失礼ですが、ありがとうございました。
いかん、このまま書き続けたら大幅に規定文字数を超えてしまう。締め切りギリギリだから、大きく改変することもできない。そうだ! こんなときは……。
ジャンル:現代ドラマ・社会派
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気になる二人
本筋が別にあって、こちらはスピンオフなのかなと感じました。2000文字しかないけれど、なんだか主人公と探偵の人となりが見えた気がして気になってしまった。好きになる手前の「気になる二人」が出てくる。具体的な描写は無いのに不思議です。もし二人の本筋の物語があったら、読みたいと思いました。