ファンレター
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7話まで拝読
種子島の試射のシーンは臨場感溢れていてこちらまでドキドキしました。種子島を見た勝成の感想から、当時の日本の技術力が伝わってきます。マンガ「へうげもの」で私がその生き様のファンになった荒木村重も出てきて、人間模様も楽しく読ませていただいています。
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甥に自害を勧める無慈悲な叔父
世間話集からの有名なエピソードがうまく創作に生かされていました。 何でも道具としてしか見なかった信長。一芸術家として生きたかった有楽斎。そして何故信忠に自害を勧めたのかがうまく絡めあわされ、まとまりのある物語となっています。
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業の深い武人を書かせたら一品!
作者の方が、業の深い武人というものが大好きなんだと推察します。 剣の道に魅入られた者、己の戦の天分に全てを懸ける者。この作者の書かれる人物は皆、業が深い。 現の勝敗や立身出世などには興味を示さず、己の天分を証明することに取り憑かれている。だから、この作者の書く人物は深い魅力を湛えている。 2000文字という少ない字数の中に、韓信のみならず劉邦の天命までも描ききっています。筆力の確かさだけでなく、歴史上の人物への理解と愛情があるからこその、出来映えと面白さなんだと思います。
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泥臭い新撰組
理想を掲げた集団と美化されがちですが、内情はパワハラをパワハラでねじ伏せた元祖ブラック企業 その中でも異質なのが、沖田総司 美化せずに沖田を書くって、意外と難しいと思います。 この沖田は泥臭くて、私は好きですよ
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圧倒されました!
ともかく面白くて、夢中になって読みました。 精確な筆致で、歴史的背景、合戦シーン、戦に取り憑かれた父と次男の人物像などが描写されています。 史実を元に狂気にも似た人間の業の深さが描き出され、素晴らしい読み応えでした。 信繁篇も読みたい、と願わずにはいられません。
不二原 光菓
8話拝読
古田織部の義兄、中山清秀と高山右近。実は大好きな二人なのですが、信長臣下になってからしか知らず、元々荒木村重に仕えていたとは知りませんでした。これから二人がどう立ち回るのかすごく興味があります。楽しみにしています。
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