作品数25
総合評価数582
総合PV数146,693

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ファンレター

  • これも青春

    田辺さん、こんばんは。「スティル」を拝読しました。 三谷くんと橋本くん。はぐれもの同士の友情はいいですね。 思い出の食材、味は違うかもしれませんが、確かに、涙。 ちょっと気が進まないのに、一緒に食べたい。そういう微妙な雰囲気がうまく出ていていいなあ、と思いました。 有り難うございました!

  • ありがとうございます

    没頭して読ませていただきました。 「地に堕ちろ」というタイトルが、この作品を全て集約していて素敵だと思います。 パリの街を眺めるたび、トリスタンはレアンを思い出すのだろうか、と感じさせる終わりかたでした。友情という言葉ではおさまらない不思議な関係性に魅了されました。 終始面白かったです。素敵な作品をありがとうございました。

  • 痛快、と評したい。

    田辺さん、こんばんは。新作! と気付き真面目に拝読しました。 当時の街はかなり臭いもきつかったろうな、と何度か想像したことはありますが、そこを突いたお話、大変面白かったです。 そして今も昔も変わらぬ庶民の気持ちが、僕にはぐっと来ました。 まみれても、痛快。 有り難うございました。

  • 外国人労働者のリアル

    田辺さん、こんばんは。 「スカイスクレイバーズ」を拝読しました。 なるほど、こういうドラマも多々生まれていそうなお話。 きっとある話ですが、個人的な視点に社会問題を落としこむ大事な視点だと思いました。 舞台はシンガポールでしたが、これが日本の街であっても十分に…… 考えるポイントを与えていただき感謝です。 有り難うございました。

  • 内と外。個であり、全体である。

    田辺さん、おはようございます。「Fw:」最終話まで拝読しました。 魔女、多文化、異文化、その歴史、自己と他者、自然と人間、など田辺さんのテーマを宝石の如く散りばめた本作の深みを味わったように思います。 幻想というか、脳内になんとなく出来ている形を追ってもそれは手に入らず、 自分の中から始めるのだけど、それはやはり外ともしっかり関連があって、 全ては有であり無である、というところに行かざるを得ないと…… 以前拝読した「無何有」とも通じる世界ですね。 ミクロマクロの関連を最近 ... 続きを見る

  • お話の続きは、また明日に……

    田辺さん、こんばんは。「注文の多い彼女たち」に続き、今度はこう来ましたか!  パブリックドメインということでいいでしょうが、姉妹ではなく友人にすることで面白みが増していますね。 課題文学賞に合わせた形に落とし込んだ訳ですが、こういう作り、非常にツボです。 そして、勉強になります。 コロナで時間が出来、一時期古典の長いのを読んでいたんですが、 その時に岩波文庫でマルドリュス版を一気読みしたんです。ということもあって凄くウキウキしてしまいました。 有り難うございました! ... 続きを見る

  • その注文に悩むのは

    田辺さん、こんばんは。「注文の多い彼女たち」を拝読しました。 これは女性的な思いといっていいのか分かりませんし、自分の実感としてもなかなか分からないけれど、 妻や同僚、あるいはこれまで出会った多くの女性たちに共通するであろう自分自身への反省、 でも頑張っている自分を認め労わってほしいというような、そういう複雑(と僕には思える)なものを 名作をうまくアレンジして幻想的に描いた作品だなあ、と感じました。 読点でつなぎまくった変な感想文ですが、分けずに書く方が僕の思いに近い気がしまし ... 続きを見る

  • タイムリープもUpside down!

    田辺さん、こんばんは。「アップサンドダウン・ホライゾン」、最後まで拝読しました。 タイムスリップものにして、しっかりとした歴史もの。それも馴染みがあるようで、あまり知られていない地域が舞台。 しかし、読み進めるほどに現代社会を俯瞰する大きな物語であることが分かります。 白豪主義から多文化共生に舵をきってそんなに経っていないと思うのですが、今や多民族多文化の代表的な国家。 その内部に埋もれる思い。それを物語としてしっかり描いているのが凄いです。 なお、中学時代の教科書に、No ... 続きを見る

  • コーヒーの考察

    田辺さん、「無何有」を拝読しました。 コーヒーノキからのごく短い考察が、現代をしっかりと書きあらわしていますね。 コーヒーは特に、それを考えるのにぴったりな題材だと僕は思います。 なので僕も○○を舞台にして書いてみたのですが、そこが通じている様な気がして感激しました。 そしてこの作品は、古の先達を使いながら、現代から近未来を見据えています。この終わり方も、なんだか分かります。 ああ、有り難うございました。

  • カルーアミルク

    人生や人との出会い、夢や努力や現実や諦め。 他人から見たら簡単に勝ち負けや、成功だの失敗だのという言葉で括られるかもしれないそのものが、そのひとが一歩一歩踏みしめて歩んできた道で……。 なんだか涙が出そうで、心の本棚に大切にしまっておきたい気持ちになりました。 ちんぷんかんぷんなファンレターで申し訳ございません。とても素敵な物語をありがとうございました。

  • 無何有之鄉

    1000字にも足りない文字数で、なんという壮大な世界を描かれるのかと感動しました。 『荘子』の「無何有之鄉」をSFにしてしまうアイデアがすごいと思います。 「先輩、我らが〇〇〇の〇〇よ。」……こんな風に「先輩」のワードが使われるとは……。 本当に思いがけない発想で面白かったです^^ 悲しさが全篇に漂っていますけれど、ウェットな情緒ではなく、思索的で巨きな悲しさ。こういうお話、大好きです!

  • 海外への憧れ

    こちらのエッセイや、田辺さんの他の作品も読ませていただいて海外への憧れを抱きました。 お恥ずかしいのですが、私は今まで日本から出たことがないのです。 何度かそんな機会もあったのですが、全く興味がわかず…。 今の私は、オーストラリア…いいなぁ…などとお気楽な脳みそで考え、スマホで「オーストラリア 移住」などと夢の世界の検索をしてみたり…。 ジェシカ・ヒッシェさんのタイポグラフィ作品、拝見しました。とっても素敵ですね。文字がこんなに鮮やかなデザインになるなんて。 台北の街角のアートも絵本の ... 続きを見る

  • シドニーのクリスマス

    田辺さん、おはようございます。クリスマスも過ぎてしまいましたが、こちらを拝読しました。 実は僕、何十年も前ですがシドニーでクリスマスを経験していまして、 まさか……お店全部閉まってんの? と当日気付いて、ドミのあったセントラル駅から サーキュラーキーまで腹を鳴らしながら、雨の中歩いたのを思い出しました。 数日前に厚着したサンタがボートから現れるのを、ハーバーブリッジを見ながら微笑んでいたのとは雲泥の差。 やられました。 そうか、日本料理店なら……と貴作を拝読して思いましたが、当時 ... 続きを見る

  • ここでないどこかへ

    田辺さん、お久しぶりです! 田辺さんの「私の本棚」、大変興味深く拝見しました! 一見無関係に見える本の間にも、「ここでないどこかへ」という共通点があるような気がしました……特にサン=テグジュペリの『夜間飛行』がいいなあ、と思いました(*^^*) 「なごみゆき」は田辺さんのご家族のやりとりが伝わるようで、ほのぼのした気分になりました。確かに台湾の人はむしろ東京より、北海道とか大阪に行くのを好む方が多いようですよね……^^ また写真も魅力的です。オーストラリアの空の青さはやっぱり ... 続きを見る

  • 社会科学

    はじめまして。 しおむすびと申します。 1、2話目と62話を拝読しました。 社会科学を学んでいらっしゃるのですか? 教えていらっしゃるのかも…。研究しておられるのだろうか…。 私も社会科学を学びたかったです。歴史は苦手ですが…社会科学を学ぶためなら…。 オーストラリアにお住まいなのですね! そちらは今は夏なのでしょうか。クリスマス・イン・サマーのイメージです(桑田佳祐さんの…) 引き続き楽しみに読ませていただきます。 ダブルレインボー素敵ですね!

  • なるほど、業果

    田辺さん、こんばんは。「業果」、最終話まで拝読しました。 静かな語り口でじわじわと締め上げていくような展開(褒めています)に引き込まれますね。 エストロゲン過剰は果たして本当か、分かりませんが、 タイトルと、「堕ちる」が見事に決まった歴史ものですね。 一気に読んで楽しめました。 有り難うございました!

  • 溺愛は、人間の歴史なのだ

    田辺さん、こんばんは。 こちらの作品、雅な雰囲気を保ちながらも、人は溺愛を続けてきたのだなあ、と納得させられました。有名な話をキレイに切り取り、散りばめた印象があり、それが更に効果的に溺愛を描くことになったのだと思いました。 もう1つのコンテスト作品はいかがでしょうか? こちらで読みたいとこの前は書きましたが、訂正します。受賞作として別企画で発表され、それを読ませていただきます! 有り難うございました。

  • 夏の夜に読みたいお話でした。

    田辺さん、こんばんは。「リメイン」を拝読しました。 理科室のあれとお祭りのそれとが重なり合い、生物学的ミステリーの雰囲気を醸し出す美しいお話ですね。 悲しさ、もどかしさ、そして近づきつつある受容の時、でしょうか。 夏の夜にふさわしい気がします。 しっとりとした気持ちになれるお話を、有り難うございました。

  • 「火約」!

    田辺さん、こんばんは。「火約」の最新話(十四)まで拝読しました。 こちらは今まで拝読したものと少し違い、日本でも結構有名なところを扱っているはずですが、 それでも資源や交易をめぐる庶民、名もなき人物にスポットをあてている点で田辺さん流の視点をやはり感じます。 こちらも続きを心して待っております! 有り難うございました。

  • 太陽ほどギラギラしていなくとも

    たしかにそこにある、月の光。 同じように、誰もが注目し手放しに褒めちぎってくれるようなことをできなくとも、しなくとも、やはりたしかにそこにある青春。 そんな姿が活き活きと描かれていて、ちょっと甘酸っぱい気持ちにさせていただきました!

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