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しろくまやさんのプロフィール

しろくま好きの元おっさん。今は既に、花も咲かぬ花枯れじいさん、この後に待っているのは鼻垂れじいさんだ。

上野動物園にいるイコロ(♂)は、優しくて、繊細で、引っ込み思案なところが可愛くて、札幌で産まれた時からずっと追っかけていた。産まれたのが2008年なので、もう14歳。人間の年齢に換算すると40歳というところか。おっさんの風格を漂わせ始めているが、中身は子供。同居しているツンデレのデア(♀)にも完全に子供扱いされている。
(プロフィール写真は2020年頃のイコロ)

横浜にいたツヨシ(♀)には嫌われた。昔、釧路にいた頃に観に行ったら、他に誰もいなくて一対一のお見合い状態になった。ラッキー独り占めと思ったら、お前近寄るなとばかりに浮ブイを投げつけられた。もちろん、こちらに届くような距離ではなかったが、本気で嫌がっていた。しろくまにも相手にされない悲しいおっさんだった。
(短編「おっさんはストーカーになった」に写真を掲載)

昔、相棒だと思っていた、熊本のミッキー(♂)、徳山のホクト(♂)、和歌山のオホト(♂)はみんな天国に召された。年老いたシロクマは、自分の体重を支えることもできずに、よろよろと歩くようになる。その時に見せる哀愁漂う表情がなんとも言えない。自分もそうだからね。よう相棒、元気かい、と声をかけたくなったものだ。

シンガポールのイヌーカは可哀相だった。灼熱地獄だったから、いつ観に行っても、「暑くて苦しい、誰か助けて」と訴えるような表情をしていた。北極圏の生き物を赤道直下で飼うのは無理がある。動物園も展示舎を建て直したり、冷房完備にしたりと、手を尽くしていたが、ダメだった。プールで泳いでる時は楽しそうだったけど。(背景画像は2015年頃のイヌーカ)

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