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活動報告

「神は『全てに救い』をお与えになる」PV数・二万五千達成

いつもお読み下さる先生方と読者様に感謝致します。
いつもありがとうございます。

今後とも宜しくお願い致します。

この物語は福音主義的万物救済論の基を語っています。

カール・バルト先生、ボンヘッファー先生、そしてユルゲン・モルトマン先生は信仰や行いを強調しない万物救済論を展開なされました。

福音主義的万物救済論は逆に信仰や行いを強調する教理です。
つまり、どちらかというと聖マルティン・ルターや聖ジャン・カルヴァンの論理を基礎として捉えています。

誰もが信仰を持つ必要はない教理ですが、信仰に重きを置く信条です。一見すると矛盾する発言ですが。

又、内村鑑三先生のキリスト教観も重きを置いた信条でもあります。
「罪人の頭たる余が赦されるのなら全ての人々は赦されてしかるべきだ」という内村鑑三先生の理想も神学的には高度な思想です。

それと似た様な形で「私の様な世で一番の愚か者が万物救済論を気付くなら神はそれを遥かに超越なされた理想をお持ちの筈だ」という観点からも視ることが出来ます。

又、世界にありふれている現実的問題に関しての解釈も述べられています。

実に資本主義の精神を育んだのが聖ジャン・カルヴァンの二重予定説だった様に世界を変革するのは信仰であります。

そして、信仰の根源にあるのは意志です。
意志はあらゆる力の根源であります。
意志の力は強く、奇跡や魔法さえも届きえない至高の力なのです。

かつて神がその強き御意志により世界を創造した様に。

もし、私達が弱った時、誰かの意志に触れれば良いかと思います。信徒にとってはその方はイエス・キリストであります。
同じ様に各々の信じるものに祈りを通して勇気を与えて頂くのもありかと思います。

弱った方々の基に救いがあります様に祈ります。又、迷われる方々の基に悩んでもいつの日か答えが与えられます様に。

2023年 03月01日 (水) 21:51|コメント(0)

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