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『密室灯籠』先日の日間ランキング一位、『死神はいつも嘘を吐く』30万PV突破、有難う御座いました

 『密室灯籠』先日の日間ランキングでの一位獲得、死神はいつも嘘を吐く30万PV突破、有難う御座いました!!

 ついでなので今回は、自作品説明をします。

 僕は、毎回、作品のコンセプトを変えて書いています。
 たとえば、『死神はいつも嘘を吐く』は、先んじて『パイナップルサンド』という現代美術に関したライトノベルを2011年の暮れにつくり、そのキャラを援用し、現代思想を中心に据えたチャットノベルをつくる、という試みをした作品です。
 『偽典・蘆屋探偵事務所録』は、友達とslackのグループチャットで「電子文芸部」を結成、最初はそのグルチャのメンバーを登場させる、という制約のもと、小説を書き始めました。
 『夢浮橋モダン天鵞絨』は、大正ロマンから昭和モダンまでの思想家などを女体化させた百合小説であり、また、ほかにつくろうとしていて短編だけがいくつか、今のところ存在している〈抹茶ラテの作法と実践〉のキャラもクロスオーバーで使っています。同シリーズ(抹茶ラテシリーズ)のキャラを使って、「キャラクターが詠んだ短歌」(『短編手帖で読めます』)という試みや、現在続いている自作品宣伝チャットノベル『早退届』でも、抹茶ラテのキャラを中心にして書き続けています。息の長いシリーズとなってますね。
 『百瀬探偵結社綺譚』は、日本に伝来しているかたちの仏教などなどを全部、大ざっぱに網羅する、というコンセプトでつくりました。
 また、僕は曲もつくるので『るるせミキサー計画』で、電気グルーヴの『メロン牧場』と、麻枝准の『殺伐ラジオ』へのオマージュも兼ねて、楽曲紹介などしつつ雑談するチャットノベルをつくったりもしました。
 『文芸部は眠らせない』は、第一部にあたる部分はもう5年くらい前に書いたものを要望によりサルベージし、続きを書いたものです。内容としては、文学とクリティークをネタにした、メタ文学作品。
 そして、今連載に力を入れている『密室灯籠』は、2003年にケータイサイトで書いていた作品のリライトです。私小説とも自伝とも言える内容を書きながら、渡り歩いたさまざまな意味合いでのサブカルチャーなどの解説も行う、というスタイルのエッセイ風の純文学作品と、僕のなかでは位置づけています。

 こう書き出してみると、最初に書いた通り、同じことはやらないで僕は作品を紡いでいますね。
 かなり〈自由〉。
 だが、まだ足りない。
 自由が、足りない。
 僕は、もっと小説の海を自由に泳げるはず。
 だから、頑張る。
 頑張れば、もっともっと変幻自在になれると思うので。

 今、ちょっとスランプ気味ですが、今後ともよろしくです!!

2022年 03月29日 (火) 02:20|コメント(0)

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