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作者ブックマーク

活動報告

『偽典・蘆屋探偵事務所録』10万PV突破、『死神はいつも嘘を吐く』40万PV突破、ありがとうございます

『偽典・蘆屋探偵事務所録』10万PV突破、『死神はいつも嘘を吐く』40万PV突破、ありがとうございます!! みなさまのおかげです、いつも感謝しております。これからもよろしくお願いします!! 『死神〜』は、『文芸部は眠らせない』とともに、まだ続きます。スケジュールの関係でなかなか更新できないでいますが、今後も見守っていただけると嬉しいです。
現在、僕は『抹茶ラテの作法と実践』の続編、『よすがなる抹茶ラテのきほん』を連載中です。『早退届』などに登場するキャラクターも活躍しますので、お楽しみに。
クリスマスがやってきて、年末も近づいてきます。みなさまも風邪などひかぬよう、あたたかくしてお過ごしください。今年もいろいろあった気がするのですが、思い出せないです。僕は前を向いています。いや、うしろを振り返ると地獄の門が口を広げて待っていますので……、前を向くようにしています。今日、職場に来客したひとが今だけ見てても仕方なくて歴史を見ないとならない、という内容を言っていました。これは小説もそうで、コンテクストはそのジャンルの歴史の軸と同時代性の軸の両軸があり、そのコンテクストを理解し、意識して執筆していかなければなりません。数日前、作家仲間が「おれは小説を読まないのが逆に有利に働いている」と言っていたのですが、これは、他ジャンルとのクロスオーバーなども小説には必要である、という文脈においては、その通りなのだとは思います。ですが、例えばそのひとは聖書をずっと読んできたひとだからその意味で書物に親しんできたから言えることでもあり、額面通りに受け取ってはならない言葉だったな、とも思うのです。なにかしら、そのひとにはそのひとが準拠するものが存在し、それは知識ではなく経験則であることもありますが、とにかく、そのひとならではの世界が各々あると僕は思います。テンプレ論なんて、それこそギリシアのミメーシスであったり本朝の本歌取りの伝統もあるわけで、それを使ってもにじみ出る自分の固有性、独自性、そういったものを叩きつけるのが一番だし、それはおのずとそうなるよな、と僕は思っています。
そんな近況を語りつつ、こういうご時世だからこそ、ここまで書いてきた諸々を考慮しつつ、前を向いて進むのが良いのではないかな、と思います。ひたすら泣いてきた人生、未だに涙は涸れないけれど、それでも光が差す方へ向かおうと思うことは罪でしょうか。生きていられることの喜びをうたうのが小説家だと僕は考えます。生きて、また作品でお会いしましょう。長くなりましたが、来年の抱負も兼ねて、書いてみました。いやいや、まーだ今年は終わらないぜ? だから、残りわずかな今年を、全速力で駆け抜けましょう! 僕にも、これを読んでいるあなたにも、幸運が訪れることを願っています。では、また。成瀬川るるせでした。

2022年 12月14日 (水) 17:07|コメント(7)

るるせ先輩!
背中を追いかけて走らせてください!!

誰も傷つけず、いつもご自分ばかり傷ついていらっしゃるるるせさん。
活動報告ですらひとつの作品。
紡いでこられた文字は星の数ほど……。
今宵はふたご座流星群だそうです☆彡
こんばんは。そうですよ。
他人の読まないから書ける、という人は、前提や基準がずれているんだと思います。どこが客観なのかは決められないでしょうが、そういう意見はアドバイスにはならないです。いろんなジャンルで同じことが言えます。そういいつつ、過去の受賞作など読まずに投稿していたりしますが(反省)。
有り難うございました‼️
書き足しです。
自分が読んできた(学んできた)という事実を忘れているか、自信過剰になっているか、あるいは勉強不足を恥じて謙遜しているか。他人のものを読んでないと自称する方はこのいずれかだと思っています。
しおむすびさん。
村山さん。
ありがとうございます!! 元気が出てきました。世の中、いろいろありますが、いろいろなことがなにもないひともいないと思うので、一緒に頑張りましょう!!
よかった、「早退届」第251話の「真夜中」拝読以来、ひとり落ち込んでいました。
でもこの活動報告を目にして、安心しました。
ぼくの方はまだ夜中にいる感じですが、刺さる言葉の多き活動報告、杖にさせて頂きたいです。
どうもありがとうございました。
あ、落ち込んだのはるるせさんのせいではないので…
影響された、心の琴線に触れた?みたいな感じでした。
ほんとに寒くなってきて、るるせさんも風邪などひかぬよう、また!
かめさん、ありがとうございます。
かめさんの『戦時下にて』で特に、語るということについていろいろな側面から悩んでいるのが見えて、心配でした
(短文のとき、「言葉に詰まった」かのような印象を受けて。でも、文士とはそういうものだとも思うので)。
こころの体調も崩さないよう、気をつけながら生活して、執筆していきましょう!!