鶏や雉の足には、争いに用いるための蹴爪（けづめ）という器官があるという話を聞きました。ほかには一部の哺乳類や、なんと蛇にもあるそうです。
それぞれ成り立ちや働きも違うのですが「ドラゴンにもきっとあるぞ」と思ったので「見聞士（改稿版）」の中に滑り込ませてみました。
効果的に使えたのでは？　と自画自賛。お暇なときにでも探してみてくださいね。

それにしても、ゲームではやられ役のドラゴンですが、書いていて「こんな魔物、どうやって倒すんだろう」という疑問ばかりが大きくなりました。
人間の体重や膂力に頼る武器ではいくらなんでも無理。かといって毒や大砲だと面白味に欠けます。

ここはやはり、人間と魔物との知恵比べかもしれません。ヤマタノオロチを酒でべろんべろんにさせて……という神話がありますが、力押しで倒してしまうよりも、このほうがよほど物語的＆現実的ではないでしょうか。
また、ファンタジーだからなんでもOKというわけにはいかず、物語は文章で説明できてこそなのだ、とも思いました。

あれ？ 「黒衣のリラ」に関するお知らせを予定していたのに、またもや関係ないことをダラダラと書いている……。

2022年 05月04日 (水) 00:22｜コメント（0）