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新作書評:アンドレイ・クルコフ「ロシアがウクライナへ侵攻した後、何が残るのか?」

『【ブックレビュー】人生は、断片的なものでできている』で昨年3月に取り上げた、『ペンギンの憂鬱』。
作者のアンドレイ・クルコフはロシア語で執筆するウクライナの作家です。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、クルコフさんはどうしているのだろうかと調べてみました。
彼のツイートによれば、現在もウクライナ国内(おそらくキエフ)に留まっているのだそうです。
ポーランドへ脱出しているか、妻の出身であるイギリスへ避難しているのでは、とわたしは予想していたので、とても驚きました。

クルコフが、3月21日にThe New Yorker誌に寄稿した最新のエッセイを読んで、胸に迫るものがありました。
これはぜひとも多くのかたに読んでもらいたいと思い、抄訳してご紹介します。
書籍ではないですが、『【ブックレビュー】人生は、断片的なものでできている』に追加しました。
同じくクルコフの『ペンギンの憂鬱』の記事も一時的に上げておきました。新潮社が約4年ぶりに大増刷してくれたので、手に取りやすくなっているはずです。
クルコフは、3月16日に朝日新聞にも寄稿しています。

クルコフのツイートを読んでいて、犠牲者の情報が生前の幸せな写真とともに書かれており、読んでいて涙が出ました。

2022年 03月30日 (水) 00:05|コメント(0)

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