「【ブックレビュー】人生は、断片的なものでできている」に新作を追加しました。

ガッサーン・カナファーニーの『太陽の男たち』と『ハイファに戻って』についてです。
デイル・ヤーシン村虐殺事件を題材とした作品では、カナファーニーの『悲しいオレンジの実る土地』（1963年）があります。
作家が難民キャンプ学校で教えた体験に基づいて、『路傍の菓子パン』を執筆しています。

わたしは、日本でパレスチナを支援する「パレスチナ・オリーブ」の息の長い活動を応援しています。
聖書でおなじみ！のガリラヤ地方（1948年からイスラエル領）でつくられたオリーブオイルや、ヨルダン川西岸地区（パレスチナ自治区）で作られたオリーブ石けんを日頃から愛用しています。
食の好みはそれぞれなので、絶対においしい！とは言い切れないですが、このオリーブオイルは青くさくなく、さらっとしてクセがないのでわたしは好きです。箱詰めの関係で1ロット（６本セット）で購入する必要があるので、オリーブオイルをよく使うご家庭でなければ難しいかな。

パレスチナオリーブが取り扱う商品の中で、隠れた名わき役だと思うのが「ザアタル」です。このハーブミックスをパスタにふりかけたりすると、本格アラブ味！になるのです。ホントです！！　アラブ旅行から帰ってから、アラブの食卓を懐かしく思って「ザアタル」を試してみたら、一気に中東に戻った気がしました。ガリラヤ地方イルブーン村のナフーレさんが生産者だそうです。

今ちょうどパレスチナのオリーブ石けんを使っていますが、イスラエルのサボンが取り扱う死海の泥石けんも好きなんですよ。しっとりして良いです。日本のサボンはイスラエル発ということを積極的に宣伝していなくて、一見するとフランスの化粧品メーカーみたいです。アメリカではたびたびサボン不買運動が起こってますね。
中東の石けんと言えば、シリアのアレッポ石けんもヴィレッジヴァンガードのおかげで有名になりましたね。アブダビで見つけたラクダミルク石けんもおすすめですよ！ これもとてもしっとりします。香りはスパイシーな感じですね。

2021年 07月10日 (土) 16:27｜コメント（0）