(ID:keimei09)

作品数1
総合評価数78
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keimei09さんの作品アトリエ

  • 一般小説

    桶狭間伝

    歴史

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  • 52~58話まで拝読しました

     52話冒頭、自分が松平元康の屋敷へ赴くような気分になりました。さらりと表現された詳細な描写はkeimei09さんの小説の魅力ですね。少将井の由来も(凄い知識だなあ)と唸りましたが、その後で兵蔵にさらりと触れた部分があることで、ぐいっと話に引き戻される。話が生きている感じがするなあ、とここでも唸りました。  藤吉郎の頭のキレがカッコいいですね。そして滑革と薫皮の文がまたカッコいい。戦国ものは疎いので、それがそんな意味を持つとは知りませんでした。  そしてここでまた戦国主要キャラが登場。やっぱ ... 続きを見る

  • 51話まで拝読しました

     クライマックスしか知らなかった桶狭間の戦いへ至る経過がよくわかります。今川方と織田方、両方のもくろみや腹の探り合いが伝わってきて臨場感があります。戦う前から、砦や兵糧について話し合うシーンなど、とても興味深いです。鳴海城、大高城のくだりで、城の位置や相手方の海上運送の評価をする場面はワクワクしました。また、氷上が神域であり、そこに入る人選を宮司の家柄の者にするなど、深い事がさらりと書いてあり、その凄い知識量に圧倒されます。  有名な話なのかもしれませんが、利家と信長がそーーんな関係だったなん ... 続きを見る

  • なつかしく

    ゆっくりと読ましてもらっています。こうした話はどこで勉強されたのですか?

  • 40話まで拝読しました

     秀吉との出会いがよく見る草履エピソード(後世作?)とは違って、いかにも有能「藤吉郎」。ちゃっかりくつわを握る姿も、さもありなんとうなずきながら読みました。織田秀敏はいままで全然知らないキャラでしたが、keimei09さんが描かれると、目の前に、座って渋い表情で手紙をしたためる様子が目に浮かんできます。そして受け取った斎藤道三の表情も。名前だけの存在からぐーっとキャラが浮かび上がってくるその筆力が凄いです、心底うらやましいです。ここまで滑らかに背景や人物の造形が浮かび上がるのは資料などでの裏付け ... 続きを見る

  • 33話まで拝読しました

     私はkeimei09さんの書かれる文章がとても好きです。読んでいて、まるでそこにいるかのような気持ちにさせられる詳細な描写。その空間の香りすら漂ってくるような。今回は「今川館には茶室がある~」(28話~)からの描写が特にそういう気分にさせてくれました。温石の品の一つ、鶴の身の入った味噌汁、鷹狩りの本を読んでいて、昔は鶴を食べていたんだなあとびっくりした覚えがありましたが、どんな味がするんでしょうね。風雅だなあ。他のメニューもあっさりとしながら逸品ぞろいで生唾ゴックンでした。茶室の会話も風景から ... 続きを見る

  • 20~27話まで拝読しました。

     20話、小気味よいリズムの文章で、その頃の信長の姿が眼前にあるような臨場感があります。21話の天沢の話も面白かったです。書いてあることも面白かったけど、読んでいることを忘れさせるような文章、するすると文字がそのまま絵になって浮かんできます。信長と斉藤道三の話も、緊張感があって引きずり込まれるように先に先に読んでしまいました。鞠庭での秘密の談合も、次々と知らない登場人物が出るのに、説明の妙でその人があっという間に頭の中にイメージされてしまいます。特に「葛山」の人となりは克明な描写で頭の中に姿が現 ... 続きを見る

  • 13~18話まで拝読しました

     惜しげも無く史実が詳細にわたって書かれており、読み応えがあります。まるで目の前でその時の歴史が動いているようです。情け容赦ない謀略、策略に、心が揺さぶられっぱなし、山口父子の顛末などいろいろな推理が上げてあり興味深かったです。私は日本史は詳しくなく、群雄割拠の戦国時代はとくに苦手でしたが、貴作を読みその魅力に気づかされています。

  • すごくわかりやすいです

     12話まで拝読しました。  私が時代小説で引き込まれるポイントに、自分がまさにその時代のその風景をみているような感覚、があります。第8話『信長が境に向かう途中の文で「信貴山から竹内街道に入ろうとする道で初めて海が見えたとき、信長は一度馬を止めた。  海といってもその向こうに淡路島が横たわっているため、それは大きな川のようだった。』は、まさにその感覚を満喫させていただきました。実際に行かれたのでしょうか、ぐーんと風景が迫っている感じがしました。  そして9話。戦国時代にマカオが貿易港だった ... 続きを見る

  • 引き込まれました

     初めまして。  六話まで拝読しました。一話目から、まるで上洛する信長の姿をこの目で見ているような錯覚に陥るくらいの詳しい描写と、その描写の元となった文献などがさりげなく書いてあって引きずり込まれるようにして読みました。文章の歯切れが良くて、展開もスピーディで読んでいてワクワクします。また、読みに来させていただきます。