活動報告
小説を読むとき、文体や表記などの形式的なものを味わうのが好きです。
必然的に、「私の文体」についても気になるわけです。
文体と言えるほどのものが確立するほど筆を執ってはいませんが、今の段階での文体的特徴を分析してみます。
まず、固めで淡白な文章。
きっかけは、ツイッターにありそうです。自分の昔のツイートを振り返ったときに胃もたれしないよう、おとなしめのテンションでつぶやくようになりました。
あとは、老いでしょうか。「!」や「?」、絵文字が多用されたツイートを読むと、こってりしてるなあと思うようになりました。とはいえ私も、テキストメッセージのやり取りではワンポイントで使います。
次に、基本的に1文に1回は入る読点。
意味の切れ目に応じて適宜付けます。
「言文一致」とはいえ、書き言葉とは話し言葉よりも整えられた文章でありたい、というのが私の考えです。つまり、読みやすい文章を書きたい。
読みやすい文章の理想の1つとして、慣れ親しんだ児童文庫というものがあります。そのために、読点や改行を意識する習慣が付いたのだと思います(おじさんLINE文体とも言えます、涙)。
そして「――」――ダッシュの多用。
横棒を2つ繋げて、時間経過の表現、直前の言葉の補足説明や言い換えなど、何かと便利に使うことができる補助符号です。
これについては……よく分かりません。手癖で入れています。
三点リーダーよりも歯切れがよい印象で間やためらいを表現できることが、淡白な文体と合っていて心地がいいからではないでしょうか。(適当なことを言っています。)
内語と呼ばれる、主人公の心の中のセリフを表すのによく使っています。
文体における「私らしさ」、これからも見つけていけるといいですね。
2022年 08月10日 (水) 12:04|コメント(0)
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