協力者LampMateさんの監修を受けて、ちょっとした修正中です。もう少ししたら公開できます。

全編チャットノベル形式でお送りしているのですが、相性は悪くないようです。私の作品は基本的に「文体を楽しむもの」ではなくて「プロットを楽しむもの」（楽しめるかどうかは読者さんにお任せする部分なのですが）なので、理にかなっているのだと思いました。


「言語は万能ではない。何でも記述できるわけではない。得意なものとそうでないものがある。言語は全体的な形状、布置などを伝えるのには向いていない。（中略）人の顔を言語的に記述しようとするととても難しい。風景などもそうである。旅行中に見たすばらしい景観を言葉で伝えられる人は、優れた文筆家をのぞけばほとんどいない。」（鈴木宏昭著「教養としての認知科学」118頁）

とあるように、私は自分が優れた文筆家であるとは思わないので、言語の特性にあわせて無理せず適した表現方法を追及していきたいなと思っています。

2019年 09月25日 (水) 12:13｜コメント（0）