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藤原えりこさんのプロフィール

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「たましいそのものを我々は知ることができない。たましいは何かにつけて明確に決めつけることに抵抗する。これがたましいだと決めつけた途端に、それは消え去ってしまうだろう。たましいそのものは把えられないが、たましいのはたらきそのものは、常にわれわれの周囲におこっており、それをある程度把握して他人に伝えるには、ファンタジーというのが極めて適切な手段となるのである」(河合隼雄著「ファンタジーを読む」p25~26より)
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物語を創ることをやめて10年ほど経つのですが、物語の持つチカラを再び実感し、筆を執りました。


長岡京時代より以前の時代がやたらと好きです。基本は日本の宗教とキリスト教をめぐるボーイミーツガール(ジュブナイル)を考えています。構造主義的な制作方法なので大筋をつくってから細部を詰める感じです。


私の作る物語に思うところある方は、応援コメントよりコメントを寄せて頂けますと嬉しいです。遅筆でありますが、コメントをがあると刺激が生まれて筆が進みます。


イラストは主にLampMate様(Twitter→@LampMate /公式HP→https://lampmate.jp)に描いていただいたり、加工していただいてます。

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私は「逃避」が妖精物語のもつ効用の主なもののひとつであると主張しました。そして妖精物語のもっているもろもろの効用を否定しない私が、「逃避」という言葉が現在しばしば軽蔑や憐憫のひびきをこめて用いられているのを受け入れられないことははっきりしています。(中略)
この言葉を誤用する人たちが、「実生活」とよびたがるものにおいては、通常「逃避」はとても実用的であり、英雄的なものですらあることははっきりしています。(J.R.Rトールキン「ファンタジーの世界」p119)
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    巫女姫の十字架~八百万の神々とキリスト教とすめらぎをめぐるファンタジー~

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