うん、関谷さんの立春生絞りに出会うまではね。というか、近年オイラの住まい近郊で取り扱いがなくなってきて買えないというのが本音。悲しい。
　というわけで、今回は白百合醸造さんのロリアン・SAKURAのワインです。アルコール度数は６。スリム瓶の500ml。
　ロゼにあたりますが、色は淡い桜色。口当たりは柔らかく、香りも味も、とても甘いワインです。酒の持つ苦味とか渋み、更にアルコール臭を苦手としている女の子に、確実にウケるお品。
　何故か味覚に絶大な信頼を寄せられがちなオイラが、「お薦めの甘くて美味しいお酒教えて♪」という無理難題を吹っ掛けられたときに、まずあげるワインでもあります。ただし、季節限定品。大体、立春前後で発売になります。たまにカルディにあったりする……。でも去年は見なかったな。
　桜を名乗る似たロゼワインは数ありますが、白百合さんが一番「ブドウジュースを連想したうえでワインの味を予想してしまった新成人」のイメージから大きく外れない味だと思います。もちろん、酒としての旨味もきちんとあるので、オイラも薦めるわけですけども。
　更に、このワインを他所と差別化する要素として、桜の香りも添加されてます。桜葉のクマリンでなくて、桜紅茶等にある、ふんわりと甘い香りのほうですね。そして瓶底に八重桜が２輪。プレゼントしても大変喜ばれます。喜ばれました。
　食前酒向きなので、しっかり冷してどうぞ。デザートワインとしても使えそうな甘さですけど、すっきりとした甘味なので。オイラ、クリームチーズ食いながら呑むの好きです。久々に呑みたいなー。

2020年 04月20日 (月) 19:11｜コメント（0）