今夜20時に酒話公開。今回はヘリオス酒造株式会社の椀子麦酒、アルコール度数は５。元は銀河高原ビールの商品だったものです。看板商品はヤッホー・ブルーイングへ引き継がれましたが、どうやら沢内醸造所をヘリオスが取得したらしく、これとユキノチカラビールを継続生産しているもよう。東北限定なので、他地方のかたは通販で買うしかありません。今ならローソンの東北フェアで置いてあるかも？
　ビールのスタイルはケルシュで、華やかな香りながら、さっぱりとした飲み口で、夏にがんがん飲むのに向いてそうな仕上がり。つか、現行銀河高原ビールの「こんな味だったかな？」というあれより、スタイル違いのはずなのに何故か懐かしさを覚えます。同じ土地、同じ水から出来てるからだろうな。ユキノチカラ白ビールも飲みましたが、こっちの方がより「らしい」です。とても美味しい。
　ヘリオス自体はいろいろな酒を作っている沖縄の醸造所で、オイラはこちらの大琉球國八年古酒を飲んで泡盛の味を覚えた口。親父殿への土産を物色してて、地元の方にお薦めされたんですよね。ラムも作ってるなんて知らなかったわー。ビールはコンビニやスーパーに置いてあることもあるので、本土でも手に入ります。青空と海のビールや、星空のポーター、天使のレッドエールが美味しいです。最初、そっちをネタにしようと思ったくらいは好き。
　今回の選出は、オイラの原点だから、ですね。銀河高原ビールの、あの綺麗な瑠璃色の瓶と、底に分厚く積もった酵母の白は、未だに鮮烈に記憶に残ってます。あの味が、別のビールではあるけれど残ってくれていることが、とても嬉しいのです。

2021年 09月18日 (土) 07:18｜コメント（0）