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活動報告

『北武の寅』の最終回を迎えて、渋沢栄一と『青天を衝け』の事について一言

「お前は大河ドラマ『青天を衝け』に便乗して渋沢栄一の小説を書いたのだろう?まったく卑しい野郎だ」

 と、皆さんがお思いになるのはもっともな話であります。
 が、私にもヒトコト言わせて頂きたい。
 この『北武の寅』、さらに前作の『伊藤とサトウ』もそうなのだが、大まかなプロット自体は数年前に出来ていたのである。もちろん渋沢が一万円札の顔になることが決まったり、大河の主役になることが決まる前から、この作品には渋沢が登場する予定だったのだ。
 それは前作の『伊藤とサトウ』の中で私が渋沢に言及している場面(特に渋沢と五代の場面)を見てもらえれば、その段階から既に渋沢の話を書く予定であったことがお分かりいただけるはずである。
 ところが物語の筋を粗々作っていると、確か三年前だったかと思うが、突然、渋沢栄一が一万円札になる事が決まり、それからしばらくすると大河の主役になる事が決まったのである。

「ええ~?それじゃあ、少なくとも大河が始まる前にはこの作品を発表しなきゃ、『大河をマネて後追いで作った』と言われてしまうじゃないの。困ったなあ」

 と危機感を抱いたのだ。むろん、それと同時に「でも、これで大河に便乗できるかも?」といったヨコシマな考えが浮かんだのも事実である。

 ともかくも、そういった事情で急きょ、このようにネットで上げてみたわけであります。
 しかし実際に書いてみると、小説ってなかなか書くのが難しいですね。良い勉強になりました。

 それにしても、このNOVEL DAYSには一つ、不思議に思っている事があります。
 多分毎日そうなっていると思うのですが、夜中の3時45分頃にサイトをのぞいて見ると、なぜかその時間帯の数分だけ、PV数が倍の数字になっているのですよ。
 最初にそれを見たとき私は
「やった!昨日一日でこんなにPV数が伸びたんだ!」
 と喜んだものですが、数分で元に戻り、ぬか喜びとなりました。その後、何日かその時間帯に見てみると、やはり同じように数字が倍に変わっているのです(ホントですよ。一応スクショも撮ってありますし)。

 これって怖い話の一種なのかしらん?

2021年 01月17日 (日) 09:40|コメント(0)

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