～シーン一部抜粋～
オシリスはその母の言葉に応え、夜の祭事に参加する事となった

夜になり周囲は漆黒の闇と静寂に覆われ、空気は冷気を帯び、日中とは別の世界がオシリスの目の前に広がり、
浮遊大地へ向かう参道に照らされた足元の篝火が、冥界に渡された橋のように漆黒の闇に一本の光の線を描いていた

オシリスは身なりを整え、夜の祭事を司るジェフティと共に祭事が執り行われる浮遊大地の方へと歩き出し、徐々に浮遊大地が近付くと、その周囲は日中のように明るくなり、浮遊大地は煌めき、
その幻想的な光景を目の当たりにしたオシリスは、その生と死を体現したかのような荘厳な光景に魅了され、祭事の際に放たれた光の柱に

オシリスの心は奪われた

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https://novel.daysneo.com/works/episode/34f50bcdfe409a76387818f831f465f3.html

遥かなる星々の物語　第二章 「神々と呼ばれし者達」 /　No.3　「運命」

2020年 11月15日 (日) 15:12｜コメント（0）