≪　ゴォォォ！！　≫

炎と黒い煙の奥から、激しい劫火が放たれた


≪　ゴォォォ！！　≫≪　ゴォォォ！！　≫≪　ゴォォォ！！　≫

アイギスを装備する兵士は一瞬怯み後退したが、直ぐに体制を整え、その劫火にアイギスのシールドを向け、その劫火を抑え始めた

≪　バァァァ！！　≫

しかし、その劫火の勢いは凄まじく、アイギスを装備する兵士は押されてゆく

≪　ゴォォォ！！　≫≪　ゴォォォ！！　≫≪　ゴォォォ！！　≫

≪　バァァァ！！……　≫
「があぁぁぁぁ…　」


アイギスを装備する兵士はシールドを劫火に向け耐え続け、その劫火の隙を見つけるべく、劫火を見つめ続けた


揺らめく炎の奥に何かが動き


『　あっ…』
『　…あれは　　　なんだ！』


バァァァ！！
激しい劫火を退けながら、その炎の中から巨大な何かが現れた


「な、なまりいろの…　」


「　兵士…　」

2020年 09月27日 (日) 20:41｜コメント（0）