活動報告
遥かなる星々の物語 第二章 No.2「 対置する者 」| 第9話 「 勝 鬨 」
宜なるかな、その手に握りし物は、いつしかその手から消え去り、それが幻影であったのかと思う、そんな時が訪れるのであろう
人は希望と言う言葉に至高の価値を見出し、そこに縋ろうと抗い、運命をその手に手繰り寄せようとする
それ故に、求めし希望を手にした者は、その燃やした命の対価に見合う結果を得られたのであろう
しかし、それを手にできたとして、それは本当に望んでいた希望なのであろうか
その手にしたそれが望んでいた希望ではなく、その望みがその手から零れ落ちた時、人は人でいられるのであろうか
□NOVEL DAYSリンク
https://novel.daysneo.com/works/episode/6cee9893523d21b1797cff87bc4fdc54.html
2020年 09月23日 (水) 20:11|コメント(0)
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